不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

夏休み直前 「掃除」

こんにちは

 

本格的に暑くなってきました(^^;)

 

夏休みまでの準備の話、まだまだ続きます。

 

環境が整うと心が整うことがある、ということはほんとうだと思います。

 

あなたの家の中はどのような状態ですか?

 

あるご家庭では、毎学期の終業式の日に子供部屋の大掃除をするそうです。

親子一緒にです。

子供部屋はせいぜい6帖とか8帖程度。

1時間か2時間あればできますね。

掃除後、おいしいものを一緒に食べるんだとか。

 

こういうの、すごくいいなぁと思いました。

良さそうだと思うものは、どんどん取り入れていきましょう。 

 

 

そこで!

 

終業式もしくは夏休み初日に、

お子さんと一緒に子供部屋を掃除してみませんか?

ゴミ袋と雑巾1枚、掃除機があればできます。

すっきりしたお部屋で、夏休みを迎えましょう。

いいですか。

一緒にですよ。

 

掃除しなさい!

というだけは、口だけの子育てです。

子育ては、体と魂全体を使ってします。

口だけの子育ては禁じ手です。

 

これが、なんでもない日だと、、、

どうかなぁ。

何事もタイミングというのはとても大事です。

また、子供はイベントは好きです。

どんなに冷めて見える子でも、同じです。

同じなんです。

めんどくさくて、行事ごとをないがしろにしてきませんでしたか?

 

「節目」だからいいんです。

日本人ですしね。 

 

 おいしいデザートの準備をお忘れなく(^^) 

 

 

子供の不適切行動

嫌なことがあると、

ドアをあらあらしく締めて大きな音を立てる

泣きわめく

すねる

不機嫌になる

蹴る

ものに当たる

怒鳴る

 

私はこれらの行動を、まとめて「不適切行動」と呼んでいます。

子供がこれら行動をしている場合それは、

「自分はいらだっているんだ」ということを周りに見せつけています。

 

きわめて「子供っぽい」主張の方法ですね。

大人でも残念ながらこういうことをする方はいますが、

精神的に大人になっていないんです。

 

 

このような行動をする子供に対し、原因を察して対応し続けると、

この行動は直りません。

何か嫌なことがあると不適切行動をとり、そうすることでなんとかなると思っている。

もう、癖みたいなものです。

 

「生まれつき、癇癪もちで」

 

いやいやいやいやいや

 

確かに、生まれつきの性格というのはあります。

でも、子供のこのような行動によって、周りは不快なんですよね。

それを許して、癖を直す努力を放棄した結果が今です。

 

 

こういう行動に困り果てているお母さんは、とても多いです。

多いということは、なんとかなるということ。

 

ではなぜ今までこの癖は直らなかったのでしょうか。

 

 

もうお分かりですね。

 

それは、親が反応するからです。

 

 

周りが反応するからするんですよね。

子供は、暴れれば何とかなるだろうということを学習しています。

怒ってかまうのも、「反応」の一種です。

いいですか、怒られるということは、自分に注目をしてくれているということです。

 

では、直すにはどうしたらいいか。

 

逆のことをすればいいんですね。

 

そう

無視」することです。

どれだけ泣こうがわめこうが、相手にしてはいけないのです。

 

突然無視するものありですが、一度きちんと

「これからはそういう行為はもう許されない」ということを伝えるのもありです。

「これからは、何かあるときは言葉で伝えるように」と。

 

それ以降は、無視です。

完全無視がどうしてもできないなら、一言「ことばで言ってね」

 とでも言って、ほったらかしていたらいいんです。

 

 

 

 

子供の主張に向き合うな、とは言っていません。

ちゃんと向き合てください。

 

でも、適切でない主張方法には無視を貫くこと。

 

とても残酷に感じるかもしれません。

でも、そのような行動に出てしまう自分のままだと、将来パートナーや友達に同じような主張方法をとってしまう可能性は高いです。

そうなると、誰とも深いすばらしい関係を築くことはできません。

なにより本人が一番苦しんでいるかもしれないのです。

そんな幼稚な自分を変えたい思っているかもしれません。

自分で気づいて直すには、あまりに時間がかかりすぎます。

親であるあなたが、心を鬼にして、直してあげるんです。 

それが、真の愛情です。

子供はやわらかいんです。大丈夫です。

 

 

「不適切行動は無視」

 

 

これです。

これを今日から魂に刻んで貫いてみてください。

 

そして、言葉で伝えてきたときには、全力で120%向き合ってあげて下さい。

「言葉で伝えてくれて、お母さんうれしい。ありがとう♡」

 

 

 

夏休み直前 「人脈」

暑いですね(-"-)

 

 

夏休み、もし子供が家族以外の誰かと会える落ち着いた状況なら、

いろんな人と会うのはとってもとってもいいことですね。

 

人と接する練習になります。

人付き合いも、しないと筋力が落ちますね。

人は人に揉まれて強くなれます。

人は人に癒されます。

 

 

まず、ハードルが低いのは

祖父母

いとこ

叔父叔母

あたりですね。

 

不登校だから足が遠のくかもしれませんが、

お盆などに帰省してお墓に参る。

和気あいあいとみんなで食事をする。

手伝いをする。

想像しただけで、良さそうです。

 

少しハードルを上げると、友達ですね。

友達からもたらされる刺激は、ものすごいエネルギーです。

元気、やる気、勇気といった感情はもちろん、

落ち込む、疲れる、など一見望ましくないような感情にも

エネルギーを注ぎます。

強烈な友達エネルギーを浴びることで子供は確実に成長します。

友達と会って少々感情が揺れ動いでも、そこは夏休み。

修正がしやすいですね。回復する時間もあります。

少しの時間でも遊べるなら、積極的に協力してもらいましょう(^^)

子供が自分から誘ったり動くならこの上ないです!

が、子供自身が動けないなら少し手助けしてあげたいですね。

 

それよりもハードルが高いかもしれませんが、先生。

 

比較的業務に余裕がある夏休みに、接触してもらうのは

かなり有効かもしれませんよ。

誰もいない教室を見に行くこともできます。

挨拶だけでも、ものすごい刺激になります。

子供にとって先生=学校といっても過言ではないくらいの刺激です。

再登校を目指してるんでしたよね。

先生と、夏休みに会わないで、一体いつ会う。。。

 

とにかく夏休みはいろんな練習がすごくしやすいですね。

 

学校には行けなくても、放課後部活に参加できる、という子供もいます。

学校に行っていないことに罪悪感がありふつうは行きたくても遠慮しているという子の場合、

夏休みは思い切り部活に参加できるチャンスですね!

部活がキーとなる「居場所」となり、復帰する子は少なからずいます。

 

「そこまでできる子は、学校にもすぐ行けそう。悩む必要ないのでは」

確かに。

でも、なぜか教室が遠い・・・

程度は色々ですが、親はみなさん悩んでいます。

学校を休んでまで親に伝えたい何か悲痛なメッセーがあるなら、

気付いてあげなければなりません。

 

すみません、話がそれました(^^;)

 

あなたがもつ「人脈」を探してみてください。

あなた自身が人付き合いが苦手で、そういうのはおっくうだと感じているかもしれません。

実際不登校の子供をもつ親御さん自信が、あまり社交的ではない、というケースは多いように感じます。

(でもすごく社交的なお母さんでも子供さんが不登校ということは結構あります。不思議です。)

 

子供が人とコミュニケーションをとるなら、夏休みは最高のチャンスです。

人脈は、虫眼鏡を使ってでも探してみてください。

そして、連絡してください。

 

はい。

今すぐ、です!

(今回ばかりは常識的な時間に☆)

夏休み直前 「勉強」

夏休み直前シリーズ、今回は「勉強」についてです。

 

夏休み直前 「誤解」より

夏休みは不登校の子供にとって、チャンスです。

チャンスなんです。

 

そう、夏休みは不登校の子供にとってまたとないチャンスです。

親子とも学校があっていないのでほっとします。

安定した精神状態で、いろいろなことに取り組むことができるのです。

 

さて、タイトルの、勉強について(^^)

あんまり勉強勉強言いたくないのですが、、、

 

学力は生きていく上でなくてはならない力です。

 

そして、間違いなく、今後学校に復帰したとき、

不登校の再発を防ぎ継続登校となる鍵です。

武器です。

 

最低限の義務教育の勉強は必要です。

 

学校では勉強がどんどん進んでいくので、

一度遅れると、取り戻すのが大変です。

 

しかし!

 

(当たり前ですが)

幸い、夏休み中は学校に行っている子供たちの勉強の進行が止まります(^^)

これは、追いつくまたとないチャンスですね。

 

時間や方法は、子供の状況に応じて考えますが、、、

 

一日10分の勉強で、40日で400分。

これだと、7時間ないくらいですね。

おぉ、、、

お、追いつけそうですか?

そう考えると、案外、夏休みは短い。。。

 

でも、やるしかない!

 

方法はいろいろありますね。

まず塾。

「学校に行けてないのに、塾なんかに行けるか!」

との声が聞こえてきそうですね。

塾には行ける、という子供さんもいらっしゃるんですよ。

でも、少数かな。

 

家庭教師。

塾よりは現実的かもしれませんね。

でも、毎日というわけにはいきませんね。

 

これらの外部資源も、情報を調べて、可能ならぜひうまく利用してください。

 

親が付き合う。

これがおススメです!

 

付き合うのはいいけど、何をしたらいいでしょうか。。。

 

迷ったら、教科書!

悩んだら、教科書!

 

教科書には賛否両論ありますが、

私は、日本の知識の結晶だと思っています。

一緒に読んでください。

 

親子とも苦痛で仕方ない、親子喧嘩になる、という場合は、

ざーーーーっとでいいので、流してください。

一読です、一読。

この場合、わかっているのか覚えているのかは気にしません。 

少なくとも、今は気にしないでください。

 

勉強が得意でじっくり取り組める場合は、

もちろん、しっかりとやってください。

 

 

あ!!

 

教科書はそろっていますか?

 

まさか、見当たらない、なんてこと、ないですよね!

 

要確認です!

 

 

今すぐです!!

 

夏休み直前 「誤解」

夏休みはもうすぐですね。

 

まずは、夏休みに関する「誤解」から解消してみませんか。

 

不登校なんだから、夏休みとか関係なくないですか」

 

 

 

これは間違いです。

 

関係なくありません。

関係あります。

大ありです。

 

夏休みは不登校の子供にとって、チャンスです。

チャンスなんです。

 

理由はいくつかありますが、

まず大きな理由の一つに

心理的負担が減る」

というものがあります。

ほっとするんです。

親も子も。

 

「いやいや、学校行っていないんだから、子供はあまり関係ありませんよね」

 

それは誤解です。

 

前にも書きましたが、

夏休みが来るとすべての子供がほっとします。

モチベーションが下がります。

それは不登校の子供も同じです。

そして、そのモチベーションの下がり方は、

学校に行っている子供よりも激しい場合もあります。

 

「新学期から学校に行くことを期待しています」

 

これも、大きな誤解のひとつです。

 

確かに、新学期という節目で登校を再開する子供は多いです。

ただ、期待するだけでは、望んだ結果は得られません。

不登校の子供が、下がったモチベーションを自力で上げるのは難しいです。

 

 

「夏休みは関係ない」

「新学期になったら、決意して行くのでは」

 

まず、このふたつの誤解を、なくしてください。

今すぐ、です!

 

 

不登校から得られるもの

あなたは、不登校から得られるものは何だと思いますか。

 

転んだら起き上がる

ということ。

 

人生は何度でも立て直すことができる

ということ。

 

あたりまえに感謝する

ということ。

 

とてもシンプルだけど、とても大切なこと。

 

長い人生、誰だって、転ぶ。

 

転ぶんです。

 

転んだら終わりでしょうか?

 

起き上がり方を教えてあげてください。

それって、すごい財産になると思いませんか? 

 

今回の不登校で、あなたも転んでしまっているという場合、

一緒に起き上がってください。

 

 

うん、ちょっと楽しいかも(^^)

登校刺激をしていいか

 

登校刺激はしないほうがいいです

 

 

心療内科スクールカウンセラーなどの

相談機関に行って、こんなことを言われたことはありませんか。

 

結論からいいます。

登校刺激はしていいんです。

いや、すべきです。

 

もちろん、本当に子供が混乱期で、暴れたり、

起き上がれないほどの体調不良の場合だったりなど

登校刺激を一切しないことが必要な場合もあります。

 

でも、子供は家では元気に過ごしていて、

不登校が長期化している場合はどうでしょうか。

 

登校刺激をしてはいけない理由としてよく言われるのが、

 

せっかく元気になったのだから焦るのはよくないです

今はとにかく長年の疲れをとっているんですよ

自分から動き出すのを待ちましょう

 

このような感じです。

 

これを相談相手に言って済むのであれば、こんな楽なことはありません。

 

でも、ダメなんですよね。

ダメです。

 

ただ、「待ちましょう」というのは、相談の回答ではないのです。

だいたい、

焦ったらいけないことや、

子供が自分から動き出すことが大事なことくらい、

親も自分で分かっているんですよね。

 

ではなぜ相談しに来ているのか。

 

可能性を見出したいのです。

力になってほしいのです。

情報が欲しいのです。

 

相談機関でこのような話をすると、一時的に心が楽になるかもしれません。

 

でもそれは一時的なものなのです。

一時的なものが欲しいですか?

 

私たちが欲しいのは、

子供が学校に行っている姿を見ることで得られる幸福感です。

安心感です。

子供の未来に対する希望のはずなんです。

 

お母さんが、ぎりぎりの精神状態かもしれません。

痛いほどわかります。

でも、一時的に楽になることばかり繰り返していては解決できません。

 

 

「待ちましょう」

「はい待ちます」

 

それで、子供が学校に行くか。

 

そんな簡単ならだれも苦労しません。

 

それに、待つって、一体いつまで・・・

  

 

自分の欲求に、正直になりましょう。

なっていいんです。

 

 

せっかく相談に行っているんです。

適切な登校刺激のかけ方を聞いてみましょう。

タイミングや内容などについて相談してみましょう。

 

登校刺激はしていいんです。

 

念のため誤解のないよう言っておきますが 

「学校に行きなさい」

ということだけが登校刺激だと思ってませんよね(^^;

直接的なものだけではなく、間接的なものも含めると登校刺激は無数にあります。

 

 

つらいとき

おはようございます。

ある自治体のリーフフレットより・・・

 

生きていれば

誰にでも心が苦しい時があります。

 

それは決して

心が弱いからでも自分が悪いからでもありません。

一生懸命生きていればこそ、

いろいろな悩みや苦しみに出会うのです。

その時はずっと苦しみが続く気がして

絶望的な気持ちになるかもしれません 。

 

でも、どんなに苦しくても必ず終わりがります。

苦しい時に誰かに相談できることは、生きていく上での大切な力です。

 

相談することは恥ずかしいことでも情けないことでもありません。

自分で問題に立ち向かう上での勇気ある一歩なのです。

 

いかがでしょうか?

 

不登校を家族だけで解決していくのは、限界があります。

サポーターは必要です。

親子で閉じこもるのは厳禁です。

 

実際に、不登校を解決した親御さんはよく

「あの先生との出会いがあった」

「あの人とのつながりが」

というようなことを言われます。

 

素敵な出会いがありますように。

 

 

 

赤ちゃん返りについて(2)

赤ちゃん返りについて(1)を書いてから、

ずいぶん時間がたってしまいました。

赤ちゃん返りについては、しっかりと考えたいテーマのひとつです。 

前もって予告しておきます。

今回は長くなると思います(^^;

 

赤ちゃん返りについて(1)

過度な母親とのスキンシップ。

背景や目的はどうであれ、正当化して、「仕方ない」と受け入れていませんか。

 

ここで、正直になってください。

特に男の子の場合、(女の子であったとしても)、

べたべたされるのは嬉しいですか?

 

嫌でよすよね。

 

嫌なんです。

 

そして、それは、あなたに母性が欠けているからではありません。

母親は子供を保護するという本能を持っていますが、

同時に「自立を促す」というすばらしい本能も持っているはずなんです

 

 

 

子供が赤ちゃん返りをしてべたべたしてくることを、

どうしても不快だと思っていて、

そして不快に思うこと自体をどこかおかしいと思い込み

「母性欠如」

と自分を責めているお母さんが結構いるのです。

そして、受け入れなければ、と思って我慢している。

この記事では、まずそのことについて、

そんなことで自分を責める必要は全くない、と伝えたかったのです。

 

嫌なものは嫌なんです。

不快なものは不快なんです。

 

そしてそれは、子供を守りたいという愛情とは別の、

子供を一人前に自立させる、という

母親の持つ素晴らしい能力からくる感情だと私は信じています

 

赤ちゃん返りについても、諸説がありますよね。

受け入れるべき派、𠮟るべき派。

 

 さて、あなたはどうするかです。

 

 

あるお母さん

「0歳から育てなおしたつもりです。もちろん、0歳を1週間、1歳は3週間、と決めて、本当に、育てなおすように。もうおっぱいはばいばいね。今日からお風呂は一人で入ってね。もう抱っこは卒業しよう。というふうにひとつひとつ。」

そして、時間をかけて、同世代の子供と同じような状態に持って行ったそうです。

 

あるお母さん

「べたべた触ってきたら、触るのはもうおかしいよね、と話をして、他のことで代わりをしました。手をつなぎ、目を見て話を聞きました。オセロをしました。それをひたすら繰り返しました。」

すこしずつ赤ちゃん返りはおさまったそうです。

 

あるお母さん

「小学校の高学年でした。小さな弟と同じようにしたがるようになってしまいました。もう、おかしいでしょ!と怒ったら暴れて、子供がベットや壁を蹴って、子供の足がケガだらけになってしまいました。かわいそうだと思い、しばらく受け入れて様子を見ました。それから少しずつ離していって、4年たってようやくだいぶ収まりました。」

 

あるお母さん

「なるべく物理的な距離を取りました。べたべたしてくると、さりげなくすっと離れました。外出したこともあります。それを繰り返しました」

 

あるお母さん

「自分なりに受け入れるスキンシップを決め、伝えました。ハグはいいけど、おっぱいや一緒のお風呂はだめ。という風に。」

子供も納得して、ハグのスキンシップは続いているようです。

「今はそれで安心するようで、もう少し様子を見て、いいタイミングで、日常的なハグも減らしていきます。」

 

当たり前ですが、赤ちゃん返りを改善すれば、ぐんと自立が進みます。

 

 

インターネットでちょっと調べてみればわかりますが、 

親子関係や子供の状態に応じたいろいろな対応があります。

私の言いたいことは方法論ではありません。

 

私が伝えたいのは、

赤ちゃん返りをやめさせたい、というのは、当たり前の感情なので、否定する必要はないこと。

赤ちゃん返りは、親子関係がなんらかの不健全な状態からきているといこと。

だからこそ、これを解消することで、いろいろなことが劇的に進歩すること。

あまり急がないほうがいいけれど、確実に進めること。

この4つです。

 

まだ書きたいことがあるのですが、(予告通り)長くなったのでまた次回。

 

もちろん、ちょっとしたスキンシップは大事ですね(*^-^*)

嫌いじゃないよ。怒ってないよ。

いろんなことが伝わります。

ちょっとした、ですよ。

 

お母さんに抱きしめてもらって、

勇気の種をいっぱいもらってここまで来ているのです。

 

 

  

 

小さなことの積み重ね

こんばんは、

再び登場しました。

 

ある新聞記事を読んでいて目に留まったので、

忘れないうちに書いておきます。

 

あのメジャーリーグで活躍しているイチローに、

夢を実現するための秘訣を聞いたそうです。

 

答えは

「小さなことの積み重ね」

「それが唯一の道である」

と。

 

すべてのことにつながりそうですね。

 

拙速は厳禁。

 

小さなことの積み重ね。

 

私も肝に銘じます。

 

明日も頑張りましょう。

おやすみなさい(^^)

続・諦めるなんてできない!!

こんばんは

 

気になることがあったので。

 

以前私はこちらの記事でこのようなことを書きました。

http://usagee.hatenablog.com/?page=1498637892

諦めるなんてできない

私は、よほど絶望的な状況でもない限り、

「諦める」

なんて必要は、絶対にないと思っています。

なぜなら、可能性があるからです。

そして、親はそんなに簡単に、わが子のことを諦められないからです

 

 

最近「もう、中学は諦めたかなー」

と言っているお母さんに出会ったので、この機会に書いておきたいと思います。

 

いいですか。

 

どんな最悪な状況でも、

もう万策尽きた、取り返しもつかない、ということはありません。

 

不登校も長くなっているから、もう無理か、といえばそんなことはありません。

あなたが諦めてしまうかどうかどうかは、あなた次第です。

それはあなたが自分で決めることです。

 

考えてみてください。

可能性は本当にゼロですか。

 

もう無理だと諦めるのか、

可能性を信じて粘り強く続けるかは、

自分の意思で決めることです。

 

不登校の問題に向き合うことは確かに大変です。

でも、解決したときに得られるものは計り知れないものがあります。

 

簡単に諦めるなんて、言わないでください( ;∀;)

 

付け加えておきますが、 

私はこのお母さんが、本気で諦めたとは思ってませんよ。

力のない笑顔で、なんとか自分を納得させようとしているようでした。

疲れがあったのでしょうか。

きっと諦めていないはず。

そのうち、やっぱり、諦めきれない!と連絡が来そうです。

ただし、言霊は、ぜひ、大切にしてください。

 

 

 

それと!

 

間違っても、他人から

「諦めたほうがいいですよ」

「諦めたほうがいい方向に向かうかも」

「諦めようか」

なんてことを簡単に言われてほしくないんです。

 

そんなことを 言われたら、怒ってください。

もしそれが、学校の先生やカウンセラーなど

なんらかの対応策を講じるべき人ならばなおさらです。

夫など、もってのほかです。

 

諦めた方がいい、と簡単に宣告するような無策を許してはいけません。

どんな状況になってもです。

 

あなたは、 「そういう無責任は許せない」と、

毅然と言えるはずです。

言ってください。

「諦めません、力を貸してください」と。

 

最後に、大事なことを。

子供は全然諦めてないと思いますよ(^^)

「もうどうでもいい」

とか言ってても。

言わせておけばいいんです。

「どうでもいい」なんて思ってません。

思わせてはいけません(-"-)

 

 

  

 

 

自信とは何か

こんばんは

 

日曜日が終わりますね。

 

子育てに自信を持てていますか?

 

自信がないということは、努力が足りないんです。

きっと、足りてないんです。

まだまだ甘いんです。

 

自信とは、自分はこれだけやったんだ、

だから大丈夫だ、という根拠のある気持ちから生まれるもの。

 

それから、人にとって最も根源的な、

「愛されている自信」は、

「自分の価値への自信」は、

親である、あなただけが贈ってあげられる最高で最強の贈り物です。

 

「伝わるかな、自信ないな」なんて思っていませんか。

 

 

 

伝えるんです!!

 伝えましょう、きっと大丈夫です。

 

(自戒も込めて。)

おやすみなさい。

明日から月曜日。

笑顔で、過ごせますように(*^^*)

 

 

努力の方向がずれていませんか

おはようござます。

 

仕事が忙しくて、記事を書けずにいました。

 

不登校という問題は、

親が必要な思考回路を持つことによって必ず解決できます。

 

ただし、

「学校に行く」という課題は、基本的には子供の課題です。

 

親がこの点について一生懸命になりすぎると、

本人が他人事のようにふるまってしまいます

 

親が一方的にアイディアや意見を考え、押し付け続け、

肝心の子供本人が当事者意識を失ってしまう、としたら

 

恐ろしい・・・

 

例え子供が一時的に動いたとしても、続かないでしょう。

 

親が主体的に考え、実行すべきことは

「家族運営の改善」

「親子関係の健全化」

「夫婦関係の強化」

です。

 

子供自身の課題に関しては、あなたのすべきことはあくまで「サポート」です。

 

子供の当事者意識を引き出す努力は、いくらでもしてください。

 

 

学校の悪口いくらでも言えますよ、でも・・・

おはようございます。

 

そもそも学校なんて行く必要があるの

「学校は繊細な子にはつらいところでしかないのに」

 

不登校の親なら頭に一度はよぎる、

もしくは誰かに言われる、考えのひとつですね。

 

子供は幼稚園に行く年ごろから、小学校、中学校、高校くらいまで

15年以上の間、一日の大半を自分の意思を抑えて過ごさなければなりません。

決められた学校の決められた教室の決められた席に座り、

決められた時間割で決められた教科書で決められた先生から決められた速度で、

みんな一緒に勉強をします。

 

決められた体操服を着て決められたルールで決められた運動をします。

 

決められた宿題を出され、

決められた行事や集会に参加させられます。

 

決められた歌をうたい、

決められたものを作り、

テストを受けて優劣をつけられ、

評価されます。

 

毎日持っていくもの、

提出するもの、

ノートの取り方、

大量のプリント、

移動教室、

時間管理、

数えきれないほどのルールを理解し、記憶し、実行する必要があります。

 

 

それだけでも大変なのに、

学校という集団の中には、

意地悪な子、支配しようとする子、いじめる子がいます。

指導力や人格が未熟な先生も残念ながらいます。

 

はみ出そうものなら、

反抗しようものなら、

悪口を言われたり、仲間外れにされたり、叱られたりします。

 

そのようなストレスを毎日毎日毎日浴びて、

日々を繰り返していきます。

真面目な子供ほど、一生懸命こなしていきます。

優しい子供ほど、先生やクラスメートに気を遣い人の何倍も頑張ります。

 

悪口、まだまだいくらでも言えますよ。

 

学校教育に対して様々な問題点や批判があることはわかっています。

 

不登校の子供が、その学校ストレスが臨界に達し何かのきっかけで

学校に行けなくなったことも知っています。

 

学校の悪いところだけに着目すると、

なんとも子供を傷つける場所で、

受け身で没個性な子供の大量生産のように思えますが、

 

本当にそうでしょうか?

 

主体的で能動的で個性的な子はいないのでしょうか?

学校から得られるものはないのでしょうか?

繊細でかしこいあなたの子供に居場所はないのでしょうか?

 

よく考えてみてください。 

我が子が学校というレールから一度外れてしまったあなただからこそ、

痛感しているはずです。

学校には悪いところもたくさんあります。でも、

学校教育から受ける恩恵はとてつもなく大きいものです。

 

知っているはずです。

気付いているはずです。

忘れてしまったか、気付かないふりをしているだけです。

正直になってください。

 

このブログでは、学校は価値あるところとの認識で、

「子供をもう一度学校へ」

という姿勢で一貫して記載しています。 

 

 

今、基本的なことを自分に問いかけてみてください。 

あなたは子供に、学校に行ってほしいですか?

 

Yesなら、その理由を考えてみてください。

 

 

 

学校をよりよく改善していくために声を上げていくことは必要です。

でもそれは、

今のあなたにとっては我が子が学校に戻るための策のひとつにすぎません。

 

 学校の批判ばかりをただ繰り返すことは

我が子が学校に戻るために必要な行為ではないです。 

ないんです。

 

建設的にいきましょう(^^)

 

 

感覚がマヒしているかも!

こんにちは。

親の「正常な」感覚を取り戻すということについて考えます。

 

なかなか不登校が解決しない、という場合、

学校に行っている家庭の親から見ると「異常」な状態が、

ごく当たり前になっている、という可能性があります。

普通の人から見るとゴミ屋敷くらい散らかっている部屋が「正常」だ

という感覚になっている。

きれいに片付いている状態の方がむしろ「異常」。



人の脳は、3週間で「慣れる」そうです。

そして、変化を嫌います。

 

長く不登校を続けていると

「学校に行かないのが正常」

「学校に行っている時間帯にゲームをしている状態が普通」

「学校のある日に親子でお昼ご飯を一緒に食べるのが通常」

となってしまいます。

 

そして、その状態からの変化を無意識に恐れているのかもしれません。

 

「学校に行っている間のゲームは制限するようルールを決めましょう」

と提案されても、

「そんなことをしたら、大変なことになります!」

「そんなこと、無理です!」

と猛烈な抵抗をする親御さんは多いです。

 

感覚がマヒしているんです。

変化を恐れているんです。

だから必要な対応がとれないんです。

 

そして、それは子供も同じです。

 

怖いですね。

 

まずは、自分の「当たり前」が、

普通の人にとっての「異常」になっていることを認識してください。

 

 

そう認識すると、見えてきます。

学校の日に子供がお昼頃起きてきて、

テレビを見ながらパジャマのままご飯を食べる

好きなようにゲームをする

おやつも好きな時間に食べる

ということがどれほど「異常」なことかに気づくことができます。

 

「やばい、だいぶ感覚がマヒしてたかも。どうしよう・・・」

 

 

大丈夫です。

案外簡単です。

当たり前をやめればいいんです

 

ただし!

急激な方向転換はけがの元。

誰だって、何から何まで一度にはできませんよね。

カーブをゆっくり曲がる感覚で、

できることから少しずつです。