不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

始業式の迎え方

「夏休みが終わるねー」

と子供にこれ見よがしに連呼していませんか(^^;

 

なんでもそうですが、

あんまりそういうことを言うのは、場合によっては、

「責める」

「脅す」

「不安にさせる」

ということになる可能性があります。

 

「もうすぐ小学生だね」

「来年は中学校なんだし」

「来年は受験生だね」

こういう言葉を子供たちは耳にタコができるほど、しょっちゅう聞かされています。

本当です。

そして、自分でも、ちゃんと考えています。

わかっているんです、嫌というほど。

親まで追い打ちをかける必要はありません。

 

親が、楽しみで楽しみで仕方なくて口に出しているならまだしも、

そういうことを言う親自身が不安なんです。

不安だから言うんです。

 

 

おおらかで、自覚のない、元気な子ならいいかもしれません。

でも、不登校になるような繊細な子には、

あなたが不安から口にしたそういう言葉は、不安をあおるだけです。

 

あまり、やたらと言わない方が賢明だと、私は考えています。

 

といっても、全く話さないのは不自然です。

適度に、いいタイミングで子供と話す必要はあります。

 

理想は、繊細なあなたの子供の方から

「そろそろ始業式で、ちょっとブルーなんだけど」

「2学期からのことなんだけど」

と切り出してくれること!

そしたら、

「うん、そうだね、どうするつもり?」

と話ができます。

 

 

あなたが不安からぶつけている言葉を封印するなど、

あなたが成長し、

親子関係を見直していくと、

このように、子供の方から相談してくれるようになります(^^)

 

なぜならば、子供の主体性が育ち、あなたが信頼されるからです。

 

思春期の男の子は、それでも、言ってこないかもしれません。

そういう子には、こちらから声をかける必要はありますね。

 

臨機応変です。

 

このことは、これから先もずっと、頭の片隅に置いてもらえると嬉しいです(^^)

 

さて、始業式が近づいても、何も言ってこない子供に、

どんなふうに声をかけましょうか。。。

 

長くなったので、いったん終わります。

 

夏休みが終わるのは不安だけど

こんばんは

いよいよ、本当に夏休みが終わってしまいます。

あっという間ですね。

 

子供さんは、元気ですか?

なんとなく元気がなかったり、物思いにふけっていたりするかもしれません。

子供は誰でも、この時期は気持ちが浮かないことがあります。

 

つい最近、不登校の子供、浮かない顔でつぶやいていました。

「夏休みが終わるのがいや。

本当は行かなきゃいけないと思うと休んでても落ち着かないから」

「始業式はどうする予定?」

と私が聞くと、

「どうしようかなぁ、起きれるかなぁ、体重測定嫌だなぁ」

(女の子です)

 

このままでは、始業式は行かない予感がします。

 

「はは(笑)体重計(笑)乗ってこい乗ってこい(笑)」

軽く受けておきました。

 

今の彼女の目標は英語の授業に3学期から合流するというもので、

時々相談室にも行けているので、

今のところ、学校に行く行かないの判断は任せてみようと思います。

「とにかく、近いうち、みんなが今英語どのあたりをやってるか、スパイしておいでよ」

と、小さなミッションを、出しました。 

 

9月から、完全教室復帰した子もいます。

 

2学期から行くと言っていても

起きてこなかった子もいます。

 

 

なんとなく元気がないのは、

考えている、不安に思っている、葛藤している。

つまり、おそらく子供は今、成長している。

 

夏休み最後の数日、ぜひ、子供さんの様子を温かく、後ろからそっと見守ってください。

子供をどうにかする、という目的ではなく「理解する」

という感覚で。

不安がっている場合じゃないですね!

忙しい忙しい!

 

次回は始業式の迎え方について、書こうと考えています

 

 

 

やせたい願望

合理的

論理的

効率的

生産的

競争的

目標志向

明瞭

予測可能

制御可能

 

これらのことばを聞いて、何を感じますか?

「ふむふむ、こんな風にあるべきだな」

という感じがしますか?

 

ではこれらについてはどうですか?

直感的

感情的

循環

協力

関係性

慈しむ

揺らぐ

 

ざっと眺めてみますと、先の特徴は、全部、男性的ですよね。

男性の得意分野です。

一方、後に書いた特徴は、女性的です。

 

もちろん男性も女性も、どちらの特徴を持ちます。

ただ、よりどちらが強いか、ということです。

 

女性的な特徴はは男性的なそれに比して劣っていますか?

例えば、特に、直感や感情は、程度が低いこと、と軽んじらていませんか?

 

というか、

女性は男性に比して、劣っていますか?

 

女性は、女性らしさを押し殺して、

男性と同じような価値観に合わせて社会で頑張るだけでは、

へとへとに疲れてしまいます。

もともと、男性より体力がありませんしね。

 

これを踏まえたうえで学校を考えた時、

いかがですか? 

 

娘さんに、女性であることの素晴らしさを、教えてほしいです。

女性の直観力は結構、的を得ています。

 

別に、男の子みたいにならなくていい。

きつい時は男の子に、頼ってください。

男子も、その方が頑張れます(^^)

ものすごいパワーが出るんです。

女の子は、そんなパワーの源なんです。

 

「やせたい願望」も本来ふっくら丸みのある女性性への拒絶かもしれません。

ペタンコのおなかや、棒のように細い脚は、まるで男の子です。

 

試しに、生まれ変わるなら、男の子と女の子、どちらがいいか聞いてみてください。

娘さんはどう答えますか?

 

 

女の子はみんなプリンセスです。

自分が女の子でることを嬉しく思い、楽しめる。

毎日が、学校が、結構楽しくなりそうだと思いませんか(^^)

 

 

夏を制するものは不登校を制す!ゲームを考える

さぁ、9月から新学期という地域では、夏休みはあと2週間です。

あっという間でしたね。

夏休みは最終章です。

この段階で私が一番大切だと思うことは、

生活を整える

ということです。

 

そして、寝る時間、起きる時間といった時間的なことを整える上で、避けて通れないのが

ゲーム問題

です。

あなたのお子さんは、ゲーム漬けの毎日を送っていませんか。

 

この問題は、ここ10年くらいあまりにあふれてしまい、最近では、

世間の慣れというか諦めのような空気を感じます。

 

でもですね、

やっぱりだめだと思うんですよ。

1日中ゲームは。

子供がクーラーの効いた部屋でだらだらと1日中画面を見ている状態は明らかに不健康です。

 

 

制限する勇気を持ちましょう。

 

そんなのとっくにやってます

というあなた。

素晴らしいです!

ぜひ、続けてください(^^)

 

やらないといけないとは、思っているんだけど、、、というあなた。

今すぐ、今日から、ゲームやPCの時間を制限してみてください。

今まで見えなかったものが見えています。

本当です。

我が子がゲーム漬けであるということを自覚しているなら、

すべてのスタートは、ここからです。

 

そんなのいざとなればいつでもできる、

と思っている方がいるとしたら

甘いです。

甘いんです。

 

重症な家庭ほど、最初の数日は、信じられないほど大変でしょう。

 

自分がなぜか落ち着かないことに気づきます。

そう、親であるあなたがです。

子供がずっと何らかの画面を見ている状態にあなたが慣れてしまっているのです。

だから、どうしていいかわからないんです。

 

また、子供がイライラしはじめる、ということがあるかもしれません。

親にまとわりついてくるかもしれません。

兄弟げんかが始まるかもしれません。

ここまでくると、依存の域に達している可能性は高いです。

子供も、どうしたらいいのか、わからないんです。

ゲームなど以外での時間の使い方を知らないのです。

 

だから、多くの家庭は、この「ゲームなどをしない時間をもつ」というシンプルなことが続きません。

なぜかというと、思ったより、難しいから。

 

こういう時はハードルを下げましょう。

最初は1時間くらいから全くゲームなどをしない時間を作ります。

 

最終目標は、健全な時間に寝て、起きること。

そして、不登校が長期化している家庭の場合、2学期には、

学校があっている時間はゲームなどは一切しない

という状態を作ること。

 

家庭内でのリハビリで最も大切なことです。

夏休みはその準備段階です。

 

まずは、どんな化学反応が起きるか、トライしてみてください。

 

あ、

あなたもスマホばっかりいじっている場合じゃありません。

スマホを触る時間を決めてください。

例えば9時、12時、15時、18時、22時などのように。

22時以降はみません!というように。

できますか?

私も、その難しさは十分わかっているつもりです。

でも、ラインを四六時中チェックしたり、だれかのSNSをしょっちゅうのぞいている行為は私たちの心を健康にしていますか?

 

あなたもお子さんも一切やめる、という必要はないと思います。

そういう時代ですしね。

ただ、

絶対に

支配されないでください。

 

レストランなどで親子がそれぞれ画面を見ている光景は違和がありませんか?

 

 

あなたが見るべきものはスマホではなく、現実にあるはずです。

あなたが話すべきは、ラインの相手ではなく、目の前にいる子供のはずです。

 

あなたはそんなにヒマじゃないはずなんです!

 

 

 

ある先生の言霊

 

あるお母さんは、迷子になっていました。

道に迷っていたわけではありません。

母親である自分を見失っていたのです。

子供の不登校を経験して、子育てに全く自信が持てなくなっていました。

 

子供はなんとか再登校をしました。

でも、まだ不安定です。

お母さんは不安で不安で仕方ありません。

何が不安なのかというと

一言でいうと

再発

です。

 

不登校のときとは違った心配が次から次へとあります。

お母さんは学校から帰ってきたときの子供の表情で、一喜一憂していました。

不登校のときは、子供はシェルターにいるので、

ある意味、傷つく心配はありません。

でも、学校では、いろいろなことがあります。

どうか何事もなく、無事に元気に過ごせますように、と祈るような毎日でした。

 

ある日、帰宅した子供はぐったり疲れていました。

部屋に荷物を置くと

そのままベットに倒れ込み、寝てしまいました。

夕飯の時間になっても起きてきません。

 

お母さんはどうしたのかな、と心配でした。

そして、悩みました。

 

 

こすべきかどうか。

 

このままにしておくと、

夜中変な時間に起きて、眠れなくて、朝学校に行けなくなるのではないか

 

起こすと、

疲れているのにかわいそうではないか

 

迷ったんです。

 

そして途方に暮れました。

 

 

結果的に、20時ごろ、子供は起きてきました。

夕飯を食べ、宿題をし、いつもより少し遅く寝ました。

翌日も学校に行きました。

 

 

この場合、どちらが正解だったのでしょうか?

 

お母さんは自分がすっかり自信を失っているということに気づきました。

そして、これから先もこのようなことでどちらを選択するか迷ったとき、

何かよりどころになる指針が欲しいと思いました。

学校の先生にこのことを聞いてみました。

こんな些細なことで相談するのは気が引けましたが、切実でした。

 

先生の答えは意外なものでした。

それは、こういう答えでした。

 

「お母さん、お母さんの決めた方の答えがきっと正解ですよ」

 

この言葉は、これから先ずっと、このお母さんを支え続けたそうです。

 

 

先生がどういう意味でおっしゃったのか想像するしかないです。

 

どちらかが100%正しいという答えはないんです。

疲れを取ってあげたい、という気持ちも、

規則正しい生活を送ってほしい、という気持ちも

母親としてどちらも当然なんです。

でも、どちらかを選ばないといけません。

 

少しくらい生活リズムが乱れても、今日は、休ませてあげよう

今が頑張り時だから、心を鬼にして、8時には起こそう

 

子供を愛する自分が、考えて判断した答え。

自分を信じて、選んでください。

失敗してもいいじゃないですか、

いや、これを失敗とは言いませんね。

経験と呼びます。

 

こういう意味が込められていたのではないでしょうか。

 

すばらしい先生はいます。

思い浮かぶ先生に、どんな小さなことでも、相談してみてください。

 

 

違和感の正体

ある寛容なご両親に会いました。

子供に対してとても寛容なのです。

 

元気でいてくれたら

幸せなら

 

私は違和感を感じました。

 

後でわかったのですが、年の離れた姉の不登校を経験しているのだとか。

なるほど、と思いました。

もともと教育熱心なご家庭で、姉の不登校を経験し

「子供に無理な要求をしすぎた」

と反省されたそうです。

それを踏まえて、下の子には、「自主性に任せて」口をはさんでいないそうです。

 

このように、不登校を経験すると、子供に一切の要求ができなくなることがあります。

 

でも、親ですから。

子供が目標をもって、自立した力強く人生を歩んでほしいと思いますよね。

そのために必要な「要求」はしてください。

むしろ、すべきです。

 

子供の側からしても、ある程度の導きがないと、困ってしまいます。

 

極端かもしれませんが、子供への要求は高くていいんです。

 

ただし、注意すべきことがあります。

要求に応じた惜しみないサポートが必要です

家族の機能とは

不登校を解決するための絶対に必要なこととして

家族機能の見直し

を言い続けています。

私が考える、家族機能で一番重要な要素を書いておこうと思います。

 

それは

司令塔の存在です。

 

 

これです。

家族はチームです。

チームで、いろいろな課題を乗り越えていくのです。

 

あなたの家族に、司令塔はいますか。

 

 

ちなみに、私の考えは、(古いかもしれませんが)

やはり、司令塔はできれば父親が担うべきだと思っています。

 

夏休みが終わるのが怖いです

お盆ですね。夏休みは第2部が終わりに近づいています。

本来、子供たちは少しずつ新学期を意識し、モチベーションが浮上してくるはずです。

 

子供さんが1学期のどこかで学校に行きづらくなったという方。

苦しい思いをされたまま夏休みを迎えたのではないでしょうか。

何をしてても気が晴れない、ということはありませんか。

夏休みが終わるのが怖い、ということはありませんか。

 

あなたが不安だと、子供さんの灯台になれません。

 

ものすごく疲れているなら、とにかく寝て食べて体力を回復してください。

もし眠れないなら、お医者さんを頼ってください。

まずは、自分(^^)

自分を大事にしていいんです。

 

そう、親でも。

 

手に入れた力で、子供と向き合いましょう!

 

子供は大丈夫。

 

頑張りすぎないでくださいね。

 

ありのままを受け入れるってどういうこと?

先日ありのままを受け入れることの大切さ、といったことを書いたわけですが。

私自身、この抽象的なことが相変わらず苦手なのです。

「ちゃんとしなさい」

「ちゃんと」

がわからないんです。

 

ありのままを受け入れることの大切さはわかっても、どうすればいいかわからないんです。

具体的に。

子供と接するとき、その子を「変えよう」という前提で接していることはありませんか?

子供を「変えよう」とする行為は、裏を返せば、その子のその性質を

「お母さんは好きじゃない」

ということになりますよね?

それって、

「それは受け入れられないから変わってほしい」

ということなわけで、

「ありのままを受け入れる」

とは真逆なわけです。

 

 

その辺にヒントがあるんじゃないかと、最近思っています。

 

 

あなたが今もし誰かからそういう接し方をされたら

不愉快ですよね?

私は、嫌です。

変わりたいと思うのは自分なわけで、

あえて言うなら

変わりたいと思っているそんな私も含めて私を理解しようとしてくれる人がそばにいてくれたら

どんなに心強いか、

と思うんです。

 

 

登校刺激のタイミング

何をするにもタイミングは大事です。

「明日こそ学校に行ってみない?」

あなたは子供とのこの大切な交渉に、何度も何度も失敗しました。

 

この交渉がうまくいかなかった原因としてタイミングが間違っていた

ということはあります。

傘が売れなかったのは、雨が降っていない日に売ろうとしたから。

雨が降った日や雨の多い梅雨になれば、売れるんです。

 

一方的に登校刺激をしても、子供は決して受け入れません。

子供が受け入れるには、子供が望むやり方で、最も結果を出しやすいような状況までもっていかなければなりません。

 

今まで交渉がうまくいっていないのは、多くの場合、言っていることそのものがおかしいのではなく、要求のタイミングがおかしいからです。

 

不登校という重大な子供からのメッセージを受け取りましたよね。

そのメッセージを検討することもせず、

こちらからただ一方的に「行け」と言っても、

子供は動かない。

動かないんです。

 

一度や二度、交渉に失敗したくらいで諦めないで下さい。

雨が降れば傘は売れます。

準備が整えば、子供は動きます。

蒸気が雲になって雨粒になるように、

一歩一歩その日まで準備してください。

必ずその日は来ます。

 

 

まず最初にあなたがすることは、家族の機能の見直しです。

 

 

 

 

 

子供には勉強してほしい、何が悪い!

前から気になっていることがあります。

親が子供に

「勉強しなさい」

「勉強は大事よ」

ということについて。

それがまるで悪いことのようなこの風潮。

いや、私がそう誤認しているならいいんです。

なんとなく、そう感じるんです。

 

塾に行っているらしい、家庭教師をつけているらしいと聞くと

「ふーーーん(ちょっとした軽蔑の感情)」

 

ましてや親が勉強を見ているらしい、なんて聞くと

「まじで!(かなり軽蔑の感情)」

 

共通して言う言葉は

「子供がかわいそう」

 

 

そもそも「教育ママ」というネガティブな言葉。

誰が名付けたのか、日本をだめにしたい誰かなのかわかりませんが。

 

子供の野球やサッカーに熱心になっている親はほめられるのに

勉強に熱心になるのことには冷ややかに受け止められる。

 

SNSでも

「うちの子がサッカーで勝ちました、活躍しました」

といった書き込みはたーーーくさんあるのですが

「うちの子がテストで1番取りました、成績上がりました」

といった書き込みを見たことがありません。

 

ないんです。

 

どの子にも得意不得意はあります。

運動が苦手な子に甲子園を目指せなんていうと確かにかわいそうです。

勉強が苦手な子に東大に行けなんていうと確かにかわいそうです。

 

でも、子供が運動より勉強が得意なら、

「お前は勉強で身を立てろ」

と言ってあげるのは親の愛ではないでしょうか。

学校に行けないのなら、勉強を見てあげてもいいじゃないですか。

どうして、ちょっとそれはやりすぎなのでは。。。という空気が流れるんでしょうか。

子供にキャッチボールを教えるのとどう違うのでしょうか?

 

勉強してごらん、適度に運動もしたら最高だよ、と

ぜひそう伝えてください。

 

運動が得意なら、

「気の済むまで思い切りやってみろ」

と背中を押してあげてください。

そのうえで、あなたが最低限の勉強はしてほしいと思っているなら、

そう伝えていいんじゃないでしょうか。

 

勉強もスポーツも同じくらい大事だと思うんです。

スポーツ=いいこと、人格形成にもいい影響

勉強=悪いこと、人格形成に悪い影響

 

この空気、本音と建て前的な大人の言動。

 

もうね、 

うそつけ!

と、思うのです。

 

 

 

 何が言いたいか、うまくまとまりませんが、

勉強ができないやつは人間じゃないと、

成績でしか人を判断できない大人がいたとしたら、

人としてその価値観を考え直す必要がありますが、

言いたいことはそういうことじゃなくて、

 

子どもには勉強してほしい、何が悪い!

 

 

不登校の子は、学習障害の子もいますが、賢い子も多いです。

本当です。

得意なことを何かひとつ、ひとつでいいから、見つけてください。

 

 

 

 

寂しがり屋のひとり好き

少し前に、「不登校の子が共通して苦手なこと」に、

ひとつはみんな「人との関わり方」でが苦手である

と書きました。

 

私はこのことを考えていました。

ずっと考えていました。

なぜなら、私も、人と関わると、疲れるからです。

でも、なんだか楽しそうに人と付き合っている人はたくさんいます。

彼らと何が違うのか。

 

どうして、私たちは人と関わると疲れるのか。

どうやったら、楽に人と関わることができるのか。

 

そして、わかりました。

 

人とうまく付き合えない人は、つまり、突き詰めると、

「自分とうまく付き合えていない」

ということだと。

 

 

どういうことかというと。

 

人は誰でも、他人からよく思われたいという願望があります。

かっこいいと思われたい

優しい人だと思われたい

冷たい人だとは思われたくない

わがままとは思われたくない

誠実な人と思われたい

 

でも、

私たちは、本当の自分は結構ダサくて、見栄っ張りで、冷たくて、わがままで、嘘つきで、嫉妬心が強くて、自分勝手な人間だと思い込んでいます。

 

そして、こんな私たちは、人と関われば関わるほど、ますます、自分は本当に特別嫌な奴だ、という気持ちを強めてしまいます。自分で自分のことが信じられなくなっています。

 

さらに、こんな私たちは、相手に自分の本性を絶対に知られたくありません

 

だから、隠そうとするのです。

もう、必死です。

必死で、いい人を演じる、できる自分を演出するという強迫観念ともいえる対応をします。

迎合します。

異常に気を遣います。

 

 

自分とうまく関われていないのです。

 

 

だから、疲れてしまうのです。

自分の望むとおりに自分を評価してもらえない不安に常におびえています。

 

「ありのままの自分を受け入れる」

聞き飽きたこの言葉の真意は、ここにあるような気がします。

これができていないのです。

 

 

ありのままの自分を誰かに受け入れてもらったことが一度もないから、

できないのかもしれません。

 

あなたの子供も、そうかもしれません。

 

もしそうなら、あなたがまず

「みんな似たような思いをもってる」

「それが人間というものだ」

「今はそれでいいんだよ」

と教えてあげてほしいのです。

そこがスタートです。そこから、人格を高めていけばいいのです。

 

人格を高めることは一生をかけて行うものです。

はじめから聖人君子はいません。

まして子供が!

 

寂しがり屋だけど、ひとりが楽。

 

ひとり時間は必要です。

特に繊細な感受性を持っている人にとっては、この時間が不可欠です。

 

でも、いつも独りぼっちは嫌。

誰かと話をしたり、おいしいものを食べたり。

協力して仕事をしたり。

楽しく人と付き合えたらいいですよね(^^)

 

 

 

 

不登校の子が共通して苦手な2つのこと

不登校の子が共通して苦手なことがあります。

ほぼみんなこれが苦手です。

なんだかわかりますか。

勉強ではありません。

 

1つ目は「人との関わり方」

ほぼみんな、人と関わるのが苦手です。

 

 

2つ目は「ストレスへの対処」

ほぼみんな、ストレスをうまく解消するのが苦手です。

 

私は、この二点がどうすれば上達するのか

そればかり考えていた時期があります。

それらの本を読み漁っていました。

そのことについても、近いうちに書きたいと思います。

 

 

今年は夏祭りに行けなかった

夏祭りシーズンです。

街は浮き立つけれど、

我が子は部屋でゲーム三昧。

 

気になりつつも、

下の子を連れて夏祭りに行く。

同世代の子がわいわいとおシャレをして、お友達と楽しんでいるのを見てしまう。

そういうものを見た日は、いつもきまって落ち込んで、

なんだか花火も切ない。。。

 

不登校の悩みは、学校に行けないことだけじゃない。

親はこんなことでも傷つき落ち込んでしまうんです。

経験した方にしかわからないかもしれませんね。

 

 

でも、大丈夫です。

 

今年のお祭りに行けなかった(行かなかったこと)は、今の子供の状態を知ることができた、それ以上の意味はありません。

それ以上でもそれ以下でもないんです。

今年あなたの子供がお祭りに行っても、行かなくても、未来への影響はほぼ皆無です。

 

 

きっと来年こそは、

この子たちと同じように、

夏祭りにわくわくして出かけて行く「未来」が絶対来ます。

大丈夫。

 

今年は、

落ち込んで、テンション下がっても、いいと思います。

それが当然の心の動きです。

 

ただ、無限に落ち込んでいる暇はありません。

 

また、明日から前を向いて、一緒に、忙しくなりましょう(^^)

なぜなら、わが子はまだ友達シーズンに突入していません。

お父さんお母さんシーズンなのです。

 

忙しい忙しい!

 

このシーズンをどう過ごすかは、

子供さんの未来への影響が超超超強大なのです! 

 

おやすみなさい

中学3年生の不登校

中学3年生。

不登校になって、結構長い。

学力も追いついていない。

パソコンかゲームばかりしている。

もう夏休みなのに、受験生らしい動きが全くない。

 

そんな子でも、

動き始める時期はそれぞれですが、

最終的には受験をし、高校に合格できる子が多いです。

 

 

中学3年生の夏休みは、高校受験に向けて、模試、3者面談、高校説明会などイベントが盛りだくさんです。

それなのに一切動こうとしない子供を見ている親のストレスは相当ですね。

 

もうですね、当たり前です。

心配で心配で、仕方ないと思います。

 

3者面談は子供は来ずに2者面談でした

高校説明会をドタキャンされました

家庭教師を頼んだのですが、トイレから出てきませんでした

 

例を挙げればきりがありません。

でも、

多くの子が立ち上がるんです。

すごいです。

子供はほんとにすごい。

 

心配で、何かしていないと頭がおかしくなりそうなお父さんお母さん。

以下の2つのことをお勧めします。

①高校の情報を集める

全日の高校、通信、定時制、とにかく情報

②子どもと一夜漬け勉強ができるように準備する

中学の勉強をザーッとやり直します。ザーッとで大丈夫。

国語は除き、4教科。

お父さんお母さんで教科分担できたら最高です。

 

 

意志あるところに道はある

(Where there's a will、there's a way;リンカーン