学力
学力は、生きる上での重要な力だと信じています。
学校に行けない子も、学校には行かないと宣言した子でも、
どうしようもないほど体調が悪い場合を除き、
「どんな状況でも勉強をすること」
と伝えます。
繰り返し、繰り返し、何度も伝えます。
「勉強しなさい」と言い過ぎたのが不登校の原因かもと思っていても、
勉強のことで期待をかけすぎたのが不登校の原因に違いないと感じていても、
関係ありません。
関係ないんです。
「どんな状況でも学ぶこと」
親だからこそ言えるメッセージです。
親だからこそ言うべきメッセージです。
ただし、
子供がひとりで、勉強に取り組むことは非常に困難です。
親が教えます。
教えるなんて無理、という場合、一緒に勉強します。
できるだけ、同世代の子と同じ進度で、内容で勉強をさせます。
完璧でなくてもいいんです。
かいつまんで要点だけでいい。
理解や記憶できていなくても、一度流すだけでもいい。
極端に言うと5分からでいい。
とにかく毎日勉強をさせます。
どうしても親が見ることできない場合、
塾や家庭教師に頼る
親戚や知り合いにお願いするなど、手段はいくらでもあります。
親が自分の時間と労力を使えないのなら、多少の支出はやむをえません。