不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

信じるってどういうこと?

今回は「信じる」という話です。

不登校の問題を考えるとき、いつもいつも出てくるキーワード。

 

もしかするとあなたも、

子供を「信じる」ということが

自分はできているのか、できていないのか、

そもそも「信じる」ってどういうことなのか、

わからなくなっているかもしれません。

 

子供を信じられない親は

なぜか子供の行動を常にチェックしています。

 

「親が子供の行動をチェックするのは当たり前です」

 と言われそうですね。

確かに、お母さんは、子供をよく観察しています。

そしてそれは、素晴らしいことです。

 

しかし、時に、それが度を超えていることがあります。

 

帰ってきたらランドセルを開け中身をチェックする、

家のベランダから子供の登下校風景をチェックする、

携帯電話の内容をチェックする、

友達を使って子供の交友関係をチェックする、

先生に電話して様子を聞く、、、、、 

学校に行って、物陰からこっそり様子を見ている、

度が過ぎるとそれは「詮索」です。

 

学校に行けない子が供何時に起きて何時に寝ているのか、

部屋で何をしているのか、

どんな表情でいるのか、

を常に気にかけている。

これらは度が過ぎると「監視」です。

 

何も、詮索や監視をしようと思っているわけではありませんね。

気になるから、心配だからしているんだと思います。

でも、常にそれをすることで、中毒になっている可能性もあります。

 

これは、よほどポジティブな思考を持っている場合は別として、

心配性のお母さんの精神的な安定を保てる行為ではないんです。

子供をそのようにチェックしても、プラスになることはあまりありません。

 

子供がひとりで帰ってきている姿を見て、どう思いますか。

心配になりますよね。

きらわれているのかな、いじめられているのかな、友達いないのかな

というマイナス思考が、お母さんの精神をむしばんでいくのです。

 

思い当たる節はありませんか。

 

信じるというのは、人間が持つ一番高いレベルの思考です。

疑うのは簡単です。

でも、疑うことを続ければ続けるほど、心はどんどん蝕まれていきます。

 

それに、もし、子供に心配すべき何かがあったとしても、

お父さんお母さんに信じてもらえた子供が得るものは、

子供の性格に影響を与えるくらいに強力なものです。

 

 

「信じる」ということがどういうことかよくわからないときは、

「詮索」「監視」をやめてみることからはじめてみませんか。