不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

母親に支配される娘

強い題名にしてしまいました。

母親と娘について考えてみます。

 

「娘は父親を嫌って避けていますが、

私(母親)とは関係がよく、いろんなことをおしゃべりします。」

という話を聞くことがあります。

 

不登校の娘さんがいらっしゃるお母さん。

摂食障害、不眠などで困っている娘さんがいらっしゃるお母さん。

 

一度だけでいいので、考えてください。

せっかくこの記事を読んでくださっている今の機会に、

一度だけ考えていただけませんか。

 

あなたと娘さんの関係は健全ですか。

 

「娘は私には心を許してくれていると思います。」

「何でも話してくれて、素直です。」

 

それが本当ならば、問題もありません。

 

ただ、一度だけ、立ち止まって考えてみてください。

娘さんがお母さんに強烈に気を遣っている、という可能性はありませんか。

 

「お母さん」という存在は特殊です。

子供にとって、その存在はあまりに影響が大きいため、

問題が表面的にはわからないことがあります。

 

子供にとって、両親はつながった存在です。

例えば父親を嫌悪している、という場合、

そのことで母親に何の感情も持っていないと考えるほうが不自然です。

 

知的で、感受性豊かで、優しい娘さんであればあるほど、

お母さんに対して複雑な感情を持っているにもかかわらず、

ものすごく気を遣って、

ものすごく上手に

お母さんに「心を許しているふり」をしている可能性はあります。

 

お母さんにそのつもりはなくても、

育ちの上で、経験上、娘さんはお母さんとの良好な関係を保つことが

自分の生命線だと思うほどの強烈な支配で自分を縛っているかもしれません。

 

大変な思いをしているお母さんを助けるのは自分だ、

という使命感で自分を縛っているかもしれません。

 

本当は、深い憎しみを抱えているかもしれません。

 

もしそうなら、娘さんは、誤解しているんです。

 

娘さん本人もまだそれに気付いていないかもしれません。

でも、いずれ気付きます。

 

 

「なにその服、ださっ」

「あんなお父さんのどこがよくて結婚したの?」

 

そんな風に、

お母さんをよく批判する、

お母さんに生意気な口を利く、

お母さんに文句ばかり言っている、

こんな娘さんって、なんだか健全だとも思いませんか。

 

もちろん、すばらしいお母さんで、

本当に良好な関係を築いていらっしゃる母娘さんはたくさんいます。

それなら、娘さんにとって、それは、最高の財産です。

 

表面だけを見ないでください。

 

そして、もし思い当たる節がある場合、

娘さんをあなたの支配から解放してあげたいですね。

 

勝手に支配されにきている場合もありますけどね、

そんな娘さん、けなげでいじらしいですね。

きっと、人一倍やさしい子です(^^)