不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

子供の不適切行動

嫌なことがあると、

ドアをあらあらしく締めて大きな音を立てる

泣きわめく

すねる

不機嫌になる

蹴る

ものに当たる

怒鳴る

 

私はこれらの行動を、まとめて「不適切行動」と呼んでいます。

子供がこれら行動をしている場合それは、

「自分はいらだっているんだ」ということを周りに見せつけています。

 

きわめて「子供っぽい」主張の方法ですね。

大人でも残念ながらこういうことをする方はいますが、

精神的に大人になっていないんです。

 

 

このような行動をする子供に対し、原因を察して対応し続けると、

この行動は直りません。

何か嫌なことがあると不適切行動をとり、そうすることでなんとかなると思っている。

もう、癖みたいなものです。

 

「生まれつき、癇癪もちで」

 

いやいやいやいやいや

 

確かに、生まれつきの性格というのはあります。

でも、子供のこのような行動によって、周りは不快なんですよね。

それを許して、癖を直す努力を放棄した結果が今です。

 

 

こういう行動に困り果てているお母さんは、とても多いです。

多いということは、なんとかなるということ。

 

ではなぜ今までこの癖は直らなかったのでしょうか。

 

 

もうお分かりですね。

 

それは、親が反応するからです。

 

 

周りが反応するからするんですよね。

子供は、暴れれば何とかなるだろうということを学習しています。

怒ってかまうのも、「反応」の一種です。

いいですか、怒られるということは、自分に注目をしてくれているということです。

 

では、直すにはどうしたらいいか。

 

逆のことをすればいいんですね。

 

そう

無視」することです。

どれだけ泣こうがわめこうが、相手にしてはいけないのです。

 

突然無視するものありですが、一度きちんと

「これからはそういう行為はもう許されない」ということを伝えるのもありです。

「これからは、何かあるときは言葉で伝えるように」と。

 

それ以降は、無視です。

完全無視がどうしてもできないなら、一言「ことばで言ってね」

 とでも言って、ほったらかしていたらいいんです。

 

 

 

 

子供の主張に向き合うな、とは言っていません。

ちゃんと向き合てください。

 

でも、適切でない主張方法には無視を貫くこと。

 

とても残酷に感じるかもしれません。

でも、そのような行動に出てしまう自分のままだと、将来パートナーや友達に同じような主張方法をとってしまう可能性は高いです。

そうなると、誰とも深いすばらしい関係を築くことはできません。

なにより本人が一番苦しんでいるかもしれないのです。

そんな幼稚な自分を変えたい思っているかもしれません。

自分で気づいて直すには、あまりに時間がかかりすぎます。

親であるあなたが、心を鬼にして、直してあげるんです。 

それが、真の愛情です。

子供はやわらかいんです。大丈夫です。

 

 

「不適切行動は無視」

 

 

これです。

これを今日から魂に刻んで貫いてみてください。

 

そして、言葉で伝えてきたときには、全力で120%向き合ってあげて下さい。

「言葉で伝えてくれて、お母さんうれしい。ありがとう♡」