学校の門をくぐらせるまでが親の仕事
根本的な考え方を整理します。
私の考えです。
子供に学校の門をくぐらせること、
ここまではあくまで親の責任であり、親の仕事です。
実際に学校に行くのは子供ですが、それをサポートするのは親です。
先生ではありません。
もし、あなたが、先生が朝家に来て、ふとんをかぶっている子供を起こして登校を促す、ということを期待しているなら
(もっと言うとそうしてくれない先生に不満をもっているなら)
私は、それは、基本的には間違いだと思っています。
それは親の責任の領域だからです。
先生に迎えに来てもらってうまく登校できた、ということは確かにあります。
ただ、とにかくいったん半ば強引に連れて行きましょう、と無理やり連れて行っても、子供にとって恐怖心からくる行動はおそらく続きません。
もしいろいろな状況が登校できる段階までこぎつけており、最後の一押しとして
先生の力を借りて、勇気をもらって、ということなら、素晴らしいです!
少しづつ自力登校にシフト可能ですね。
お友達も基本的には同様です。
根本的な思考として、
学校の門をくぐるまでは親の責任だと思っておいた方がいいです。
裏を返せば、いったん学校の門をくぐったら、そこは先生の領域です。
先生の責任であり、先生の仕事です。
どうしてもお願いしなければならないことを伝えたら、
学校に一緒に親が付き添ったり、過剰に口を出すのは控える必要があります。
できるだけ心も付き添いません(^^;)
あなたは、あなたのすべきことをしましょう。
学校でのことは猛烈に気になりますね(^^)
自立させる、という長期的目標に向かって、
短期的な不安からくる欲求は我慢です。
小学校低学年によくある分離不安による母子登校も、
長く続けるものではないですね。
みなさんご承知の通り。
先生に
「門をくぐらせるまでは、私の仕事ですので、頑張ります。
学校でのことは、先生、よろしくお願いします。」
と宣言してみましょう。
親は家での状況を先生にお知らせする
先生は学校の情報を親に伝える
役割の明確な分離です(^^)