始業式の迎え方
「夏休みが終わるねー」
と子供にこれ見よがしに連呼していませんか(^^;
なんでもそうですが、
あんまりそういうことを言うのは、場合によっては、
「責める」
「脅す」
「不安にさせる」
ということになる可能性があります。
「もうすぐ小学生だね」
「来年は中学校なんだし」
「来年は受験生だね」
こういう言葉を子供たちは耳にタコができるほど、しょっちゅう聞かされています。
本当です。
そして、自分でも、ちゃんと考えています。
わかっているんです、嫌というほど。
親まで追い打ちをかける必要はありません。
親が、楽しみで楽しみで仕方なくて口に出しているならまだしも、
そういうことを言う親自身が不安なんです。
不安だから言うんです。
おおらかで、自覚のない、元気な子ならいいかもしれません。
でも、不登校になるような繊細な子には、
あなたが不安から口にしたそういう言葉は、不安をあおるだけです。
あまり、やたらと言わない方が賢明だと、私は考えています。
といっても、全く話さないのは不自然です。
適度に、いいタイミングで子供と話す必要はあります。
理想は、繊細なあなたの子供の方から
「そろそろ始業式で、ちょっとブルーなんだけど」
「2学期からのことなんだけど」
と切り出してくれること!
そしたら、
「うん、そうだね、どうするつもり?」
と話ができます。
あなたが不安からぶつけている言葉を封印するなど、
あなたが成長し、
親子関係を見直していくと、
このように、子供の方から相談してくれるようになります(^^)
なぜならば、子供の主体性が育ち、あなたが信頼されるからです。
思春期の男の子は、それでも、言ってこないかもしれません。
そういう子には、こちらから声をかける必要はありますね。
臨機応変です。
このことは、これから先もずっと、頭の片隅に置いてもらえると嬉しいです(^^)
さて、始業式が近づいても、何も言ってこない子供に、
どんなふうに声をかけましょうか。。。
長くなったので、いったん終わります。