そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない
ある超難関と言われる学校の入試として出題された(英語)お話です。
要約して、ご紹介します。
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昔、ある村に年老いた賢者がいた。
ある村の農民のひとりが、賢者のもとに正気を失ったような状態で相談に行った。
「私の牛が死にました。畑を思うように耕せません。これより悪いことはありませんよね。」
賢者は言った。
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。」
なんと翌日に、強く若い馬がこのの農民の近くにあらわた。
農民はこの馬を捕まえた。
いままで、これほど簡単に畑を耕せたことはなかった。
農民は喜び、賢者に謝った。
「あなたの言ったことは完全に正しかった。これほどいいことはありませんよね。」
賢者は答えた。
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。」
農民は思った。
賢者は頭がおかしくなったのかもしれない。
しかしそれからしばらくして、農民の息子がこの馬に乗っていて、落馬し足の骨を折った。
息子は農作業を手伝えなくなった。農民は悲しみに明け暮れて賢者の元へ行った。
「またもやあなたの言った通りでした。もっと悪いことが起きました。
あなたはどうしてこれほど悪いことが起きるとわかったのですか。」
賢者は落ち着いた様子で再び言った。
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。」
農民は、賢者に、怒りを覚えた。
しばらくして、戦争が始まった。
村には健康で丈夫な男たちを連れて行くため、軍隊が到着した。
村の若者の中でこの農民の息子だけが戦争に行かなくていいことになった。
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この物語の教訓は・・・
長くなったので続きに書きます。