不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

不登校の子供の寝室の問題

寝室問題です。

このテーマ以前も書いたかもしれませんが、もう一度書きます。

 

先日、小学生と中学生の兄弟2人が不登校のお母さんが、

毎晩息子たちが寝室でけんかをする。

眠りたくてもなかなか眠れず、つらい、という話をされていました。

このご家庭は、子供たちそれぞれに部屋はあるのですが、

寝る時は3人一緒なのだそうです。

 

住宅の事情以外で、ひとり部屋があるにもかかわらず、

中学生や高校生の子供と一緒に寝ている、という家族は意外と多いです。

不登校の子供をもつ家族にしばしば見られる光景です。

 

家族全員同じ部屋

父親は別室(あるいは単身赴任)で母親と息子が同じ部屋

一人っ子の息子と川の字

誰かがソファーで寝てしまったり、息子が母親のベッド潜り込んできたりで、家族の寝る場所が毎日なんとなく定まらない

子供が未だに母親の隣を取り合っている

 

あなたのうちではどうですか。

 

 

もちろん、不登校ではない子供でも、実はまだ親と寝ている、という子供は少なくありません。

 

高校を卒業し、家を出るまで、ずっと一緒でした

 

という話を聞くこともあるかもしれません。

 

それは、その他の部分では、健全な親子のけじめがあり、自立を促す関わりができていたのだと思います。

そうでなければ、「不登校」という問題には発展していなくても、自立の面で何らかの問題を抱えている可能性はあります。

 

 

心苦しいですが、はっきり言ってしまえば、

あなたは中学生の息子と添い寝していると公言できますか?

高校まで母親と一緒に寝ていた、という男性をどう思いますか?

 

そもそも、今の状況にあなたが違和感を感じていませんか?

だからこそ、このブログを読んでいただいているのだと確信しています。

 

いつか、遠くない時期に、別々に寝る必要がある、とわかった上で、

子供と一緒に寝ることが子供の心の傷を癒やす時間であると感じていたり、

コミュニケーションのための大切な時間であると感じていたり、

あるいは、目が離せる状態ではない場合に、

あえてそうしている、という方もいらっしゃるでしょう。

 

そうではなくて、

子供の寝室について、

何とかしたい

毎日ストレスである、

と、何らかの違和感を感じているなら決断の時です。

 

もしかしたら、あなたは

子供の方から「ひとりで寝たい」と言って、

自然に親離れしていくのを待っているのかもしれませんね。

 

確かにそれが理想です。

もちろんそういう親子は多いです。

でも、あなたの子供には今その力がありません。

気づいてください。

残念ながら、ないんです。

 

そうなら、あなたが「子離れ」してください。

勇気をもって断ち切ってください。

 

母親が自覚なく、子供と拘束し合って、離れられないというケースもあります。

お父さんの出番です。

 

 

部屋を片付けてたり、模様替えをしたりして、環境を整え、

夏休みから親子別々に寝ることを宣言し、実行してみませんか。

 

経験から言うと、寝室問題をクリアすると、

不登校という問題解決を促進する可能性は結構あります。

 

うまくいかなかったら、修正すればいいです。

変化を作り出すことが大切です。

 

 

 

子供は悪態をつきながらも、あなたの強い意志と行動を待っています。