不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

諦めるなんてできない

不登校の本などを読んでいると、

「親が諦めることができたとき、子供が動き出すことがあります」

「今はこうするしかないんだ、と諦めることで子供が楽になり、元気になります」

といった記述を見かけることがあります。

 

これに関して、私は、よほど絶望的な状況でもない限り、

「諦める」

なんて必要は、絶対にないと思っています。

なぜなら、可能性があるからです。

 

そして、親はそんなに簡単に、わが子のことを諦められないからです

 

不登校になって、必死にあれもこれもそれも知恵を絞ってやってみて、

それでも諦めざるをえない結果になる、いうのは残念ながら存在するかもしれません。

でも、万事を尽くす前に「諦める」ことをすべきでしょか?

 

子供はまだ未完です。

やわらかいんです。

正しく導けば社会性を獲得する可能性があるんです。

親が諦めてしまったら、子供はどんな気持ちになるのでしょうか?

 

そんなに簡単に諦められますか。

仕方ない、と納得できますか。

親のわが子に対する気持ちはその程度でしょうか。

 

そんなことは絶対にないと思うのです。

本当は諦めたくないはずです。

 

「諦めよう」と決心して諦められるくらいなら、こんなに苦しんでいません。

 

自分の心に素直になって、簡単には諦めない、親になりませんか。

伝えるべきことを伝えていますか

子供の行動が許せないとき、どうしてもこうしてほしいと思うことがあるときは、

子供にきちんとそのことを伝えます。

 

子供を不登校という状況にしてしまった責任を感じることは立派です。

申し訳なかったと思う気持ちも当然です。

 

何も言えなくなってしまう親というのは、

せめて自分くらいは味方でいてあげたいと思っているのかもしれません。

子供に自分の気持ちを伝えることで、親子関係が悪くなることを怖れているのかもしれません。

不登校や引きこもりの状態が悪くなるのではないか、と不安なのかもしれません。

「私に話もしてくれなくなったらどうしよう」

「顔も見せてくれなくなったらどうしよう」

「子供のすべてを受け入れる必要があるのでは」

 

しかし、伝えるべきことを伝えなければ、徐々に親子関係はゆがみが出てきます。

すぐに目に見えないだけです。

親が気持ちを押し殺すことで、その関係は一見穏やかさを保っているように見えて、

どんどん「不健康」な状態になっていきます。

 

親が下手に出てすべてを許すから、

子供は時に迷子になり時に王様のようになるのです。

 

今までに子供に何かを言ったことで一時的に関係が悪くなってしまった経験がある場合は、特に、「伝える」というのを我慢してしまいます。

でも、この行動を取り続けている限り、子供との関係は一向に良くなりません。

 

本当許せないこと、こうしてほしいと思うことはきちんと子供に伝えてください。

 

何でもがみがみ怒って、子供を思い通りにするということではありません。

親として、どうしても伝えないといけないことがあります。

それを全部我慢して

「物分かりのいい親」

であり続けるとがいい結果をもたらすとは、私は思っていません。

これをやめるだけで効果がでる可能性のある「あること」

家族の運営。

なにから変えていけばいいのかわからないとき

やめてみる価値のあることがあります。

それは、

「こどもより多くしゃべること」

 

口数が多いと自覚しているお母さん、

お母さんがしゃべっている間、

子供の思考は停止しているかもしれません

子供の頭を混乱させているかもしれません

子供が自分で何も考えなくてもいい状態を作り続けているのかもしれません

子供を疲れさせ無気力にしているかもしれません

 

「おはよう、よく眠れた?」

「おはよう、おなかすいてない?ごはんできてるよ」

ではなく、

ただ笑顔で

「おはよう」

 

一度に二つ以上のことは言わないようにするのです。

 

学力

学力は、生きる上での重要な力だと信じています。

 

学校に行けない子も、学校には行かないと宣言した子でも、

どうしようもないほど体調が悪い場合を除き、

「どんな状況でも勉強をすること」

と伝えます。

繰り返し、繰り返し、何度も伝えます。

 

「勉強しなさい」と言い過ぎたのが不登校の原因かもと思っていても、

勉強のことで期待をかけすぎたのが不登校の原因に違いないと感じていても、

関係ありません。

関係ないんです。

「どんな状況でも学ぶこと」

親だからこそ言えるメッセージです。

親だからこそ言うべきメッセージです。

 

ただし、

子供がひとりで、勉強に取り組むことは非常に困難です。

親が教えます。

教えるなんて無理、という場合、一緒に勉強します。

できるだけ、同世代の子と同じ進度で、内容で勉強をさせます。

完璧でなくてもいいんです。

かいつまんで要点だけでいい。

理解や記憶できていなくても、一度流すだけでもいい。

極端に言うと5分からでいい。

とにかく毎日勉強をさせます。

 

どうしても親が見ることできない場合、

塾や家庭教師に頼る

親戚や知り合いにお願いするなど、手段はいくらでもあります。

 

親が自分の時間と労力を使えないのなら、多少の支出はやむをえません。

 

 

不登校で一番苦しいのはお母さんだから

おはようございます。

 

月曜日。

不登校の子供がいる家庭は、とっても憂鬱な日ですよね。。

 

「私があの時・・・」

自分の子育てを振り返ると、ダメなところ、後悔することばかりが思い出されます。

 

いっそ、この子を殺して自分も死のうか。

この子さえいなければ、、、

 

こんな風に思わずにいられないお母さんもいます。

不登校が長引くとわが子をかわいいと思えなくなる。いいところが探せなくなる。

お母さんの葛藤は言葉では説明できません。

不登校で一番苦しんでいるのはお子さんですよ」

「お母さんがしっかりしてください」

と言われることが多いですが、

私は不登校で一番苦しんでいるのは「お母さん」だと思っています。

 

勉強も運動もできて、

友達も多くて、

活発な子供でいてほしい

と願い、子供にその価値観を押し付け多くのことを求めてきた。

無条件に愛せなかった。

感情的に叱ってしまった。

 

いくら考えても後悔が尽きることはないです。

ないんです。

なぜなら、完璧なお母さんなどこの世のどこを探してもいないから。

 

 

自分を全否定する必要はありません。

ただ、悩んでいる時間に、

「私の考え方や行動に、世間の常識とは違うおかしなところはないか

「食事面、金銭面、生活習慣面など家族運営の中に、世間の常識とは違うおかしなところはないか

をひたすら考えます。

朝起きるところから、夜寝るところまでです。

生まれた時から今までです。

 

不登校を服薬のみで解決できるか

私は、不登校を、服薬のみで解決した、という事例を知りません。

 

精神科や心療内科の先生のサポートを受けることで、

夜眠れないなどのつらい症状の助けになることは間違いありません。

でも、服薬だけでこの問題を解決できるほど、簡単なことではないです。

 

わが子を一番よく見ているのは親です。

すべきこと、できることがあるはずです。

不登校は必ず解決できる!

不登校を解決している親は確かにいます。

解決している人の方が多いんです!

当たり前ですが、不登校は解決できるんです。

絶対諦めたくない、解決したい、と願う親御さんのためのブログです。