不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

伝えるべきことを伝えていますか

子供の行動が許せないとき、どうしてもこうしてほしいと思うことがあるときは、

子供にきちんとそのことを伝えます。

 

子供を不登校という状況にしてしまった責任を感じることは立派です。

申し訳なかったと思う気持ちも当然です。

 

何も言えなくなってしまう親というのは、

せめて自分くらいは味方でいてあげたいと思っているのかもしれません。

子供に自分の気持ちを伝えることで、親子関係が悪くなることを怖れているのかもしれません。

不登校や引きこもりの状態が悪くなるのではないか、と不安なのかもしれません。

「私に話もしてくれなくなったらどうしよう」

「顔も見せてくれなくなったらどうしよう」

「子供のすべてを受け入れる必要があるのでは」

 

しかし、伝えるべきことを伝えなければ、徐々に親子関係はゆがみが出てきます。

すぐに目に見えないだけです。

親が気持ちを押し殺すことで、その関係は一見穏やかさを保っているように見えて、

どんどん「不健康」な状態になっていきます。

 

親が下手に出てすべてを許すから、

子供は時に迷子になり時に王様のようになるのです。

 

今までに子供に何かを言ったことで一時的に関係が悪くなってしまった経験がある場合は、特に、「伝える」というのを我慢してしまいます。

でも、この行動を取り続けている限り、子供との関係は一向に良くなりません。

 

本当許せないこと、こうしてほしいと思うことはきちんと子供に伝えてください。

 

何でもがみがみ怒って、子供を思い通りにするということではありません。

親として、どうしても伝えないといけないことがあります。

それを全部我慢して

「物分かりのいい親」

であり続けるとがいい結果をもたらすとは、私は思っていません。