いつもと違う週末を
師走の週末ですね。
不登校のお子さんがいるご家庭では、子どもをおいて出かけることについてどう感じていらっしゃいますか?
これは、不登校とは関係なく傾向があると思うのですが、
「子どもがいるから」とあまり出かけたがらないお母さん。
もともとお出かけが好きではないのかもしれませんね。
そういう性格に加えて、見てないとなんとなく不安だ、という思いもあるかもしれません。
子どもがさみしいかもしれない
子どもを置いて出かけるのは漠然となんとなく不安だ
と、家にいがちなお母さん。
子どもはいつまでたっても依存心を手放せません。
自傷行為などの恐れがある混乱の時期は別ですが
子どもを信頼して思い切って出かけてみませんか。
ツバメの巣で、すっかりからだが大きくなった雛がバタバタと羽ばたきの練習をしていますね。
親ツバメがいないときに(^^)
逆に、仕事や用事などで家を空けがちのお母さんもいらっしゃいます。
きっと元々お出かけが好きなのかもしれません。
家にいても落ち着かない。
いつも用事をつくって家を開けているお母さん。
家にいて、家の片付けなど「家の仕事」をしてみませんか。
子どもも巻き込めたらさらにいいですね。
片付いた部屋で、おいしい手料理をつくって、映画を見るとか本を読むとか。
子どもとの肯定的なコミュニケーションの絶対量が不足している場合、
子どもはさみしい思いをしているかもしれません。
普段は兄弟がいたりどちらかの親がいたりで二人きりで話すチャンスがないかもしれません。
または、子どもは親がいない方がのびのび好きなことをできます。
親のいない家が、子どものお城となっていませんか。
家は子どもの「基地」ですが、「お城」ではありません。
不登校があまりに長期化している場合
いつもと違う何か
つまり「変化」が大切になってきます。
気づく、変える。
あなたの子どもに必要なことは何ですか。
子どもと丁寧に接していると気づくことができます。
言葉の端々や態度で、何か気づくことはありませんか。
違和感のようなものです。
ヒントはたくさん転がっているはずなんです。