相談機関やフリースクールにさえ、行けない・・・
「不登校を乗り越えました」
という話に必ずといって出てきて私たちを悩ませるのが、
「苦しかった時期にずっとつながっていた場所があった」
というもの。
その場所とは、大体が、フリースクールや相談機関などです。
文部科学省がとった統計では、
平成18年度に中学校3年生で、不登校だった子が受けた支援は、、、
●学校にいる相談員(スクールカウンセラー等) 34.0%
●学校の先生 29.5%
●病院・診療所 24.1%、
●学校の養護教諭 23.6%
●教育支援センター(適応指導教室) 19.7%、
●民間施設(フリースクールなど) 8.8%
●何も利用しなかった22.5%
センターやフリースクールに誘ってみたけれど、
まったく行こうとしない
嫌がる
少し行ったけど、行かなくなってしまった
という子は多いです。
ものすごく無気力になってしまっているか
プライドが高い子は、そういう場所にも行きません。
でも、そんな子でも、学校に戻ります。
今は家庭運営の見直しをしっかり行ってください。
そして、時が来たら、誰かのサポートがあり、学校に戻ります。
それがあなたの子供の未来です。
そして、最終的に学校に戻ったり進学したりするサポーターになってくれるのは、
不登校の専門家ではない「学校の先生」である場合は、結構多いのです。