不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

小さなことの積み重ね

こんばんは、

再び登場しました。

 

ある新聞記事を読んでいて目に留まったので、

忘れないうちに書いておきます。

 

あのメジャーリーグで活躍しているイチローに、

夢を実現するための秘訣を聞いたそうです。

 

答えは

「小さなことの積み重ね」

「それが唯一の道である」

と。

 

すべてのことにつながりそうですね。

 

拙速は厳禁。

 

小さなことの積み重ね。

 

私も肝に銘じます。

 

明日も頑張りましょう。

おやすみなさい(^^)

続・諦めるなんてできない!!

こんばんは

 

気になることがあったので。

 

以前私はこちらの記事でこのようなことを書きました。

http://usagee.hatenablog.com/?page=1498637892

諦めるなんてできない

私は、よほど絶望的な状況でもない限り、

「諦める」

なんて必要は、絶対にないと思っています。

なぜなら、可能性があるからです。

そして、親はそんなに簡単に、わが子のことを諦められないからです

 

 

最近「もう、中学は諦めたかなー」

と言っているお母さんに出会ったので、この機会に書いておきたいと思います。

 

いいですか。

 

どんな最悪な状況でも、

もう万策尽きた、取り返しもつかない、ということはありません。

 

不登校も長くなっているから、もう無理か、といえばそんなことはありません。

あなたが諦めてしまうかどうかどうかは、あなた次第です。

それはあなたが自分で決めることです。

 

考えてみてください。

可能性は本当にゼロですか。

 

もう無理だと諦めるのか、

可能性を信じて粘り強く続けるかは、

自分の意思で決めることです。

 

不登校の問題に向き合うことは確かに大変です。

でも、解決したときに得られるものは計り知れないものがあります。

 

簡単に諦めるなんて、言わないでください( ;∀;)

 

付け加えておきますが、 

私はこのお母さんが、本気で諦めたとは思ってませんよ。

力のない笑顔で、なんとか自分を納得させようとしているようでした。

疲れがあったのでしょうか。

きっと諦めていないはず。

そのうち、やっぱり、諦めきれない!と連絡が来そうです。

ただし、言霊は、ぜひ、大切にしてください。

 

 

 

それと!

 

間違っても、他人から

「諦めたほうがいいですよ」

「諦めたほうがいい方向に向かうかも」

「諦めようか」

なんてことを簡単に言われてほしくないんです。

 

そんなことを 言われたら、怒ってください。

もしそれが、学校の先生やカウンセラーなど

なんらかの対応策を講じるべき人ならばなおさらです。

夫など、もってのほかです。

 

諦めた方がいい、と簡単に宣告するような無策を許してはいけません。

どんな状況になってもです。

 

あなたは、 「そういう無責任は許せない」と、

毅然と言えるはずです。

言ってください。

「諦めません、力を貸してください」と。

 

最後に、大事なことを。

子供は全然諦めてないと思いますよ(^^)

「もうどうでもいい」

とか言ってても。

言わせておけばいいんです。

「どうでもいい」なんて思ってません。

思わせてはいけません(-"-)

 

 

  

 

 

自信とは何か

こんばんは

 

日曜日が終わりますね。

 

子育てに自信を持てていますか?

 

自信がないということは、努力が足りないんです。

きっと、足りてないんです。

まだまだ甘いんです。

 

自信とは、自分はこれだけやったんだ、

だから大丈夫だ、という根拠のある気持ちから生まれるもの。

 

それから、人にとって最も根源的な、

「愛されている自信」は、

「自分の価値への自信」は、

親である、あなただけが贈ってあげられる最高で最強の贈り物です。

 

「伝わるかな、自信ないな」なんて思っていませんか。

 

 

 

伝えるんです!!

 伝えましょう、きっと大丈夫です。

 

(自戒も込めて。)

おやすみなさい。

明日から月曜日。

笑顔で、過ごせますように(*^^*)

 

 

努力の方向がずれていませんか

おはようござます。

 

仕事が忙しくて、記事を書けずにいました。

 

不登校という問題は、

親が必要な思考回路を持つことによって必ず解決できます。

 

ただし、

「学校に行く」という課題は、基本的には子供の課題です。

 

親がこの点について一生懸命になりすぎると、

本人が他人事のようにふるまってしまいます

 

親が一方的にアイディアや意見を考え、押し付け続け、

肝心の子供本人が当事者意識を失ってしまう、としたら

 

恐ろしい・・・

 

例え子供が一時的に動いたとしても、続かないでしょう。

 

親が主体的に考え、実行すべきことは

「家族運営の改善」

「親子関係の健全化」

「夫婦関係の強化」

です。

 

子供自身の課題に関しては、あなたのすべきことはあくまで「サポート」です。

 

子供の当事者意識を引き出す努力は、いくらでもしてください。

 

 

学校の悪口いくらでも言えますよ、でも・・・

おはようございます。

 

そもそも学校なんて行く必要があるの

「学校は繊細な子にはつらいところでしかないのに」

 

不登校の親なら頭に一度はよぎる、

もしくは誰かに言われる、考えのひとつですね。

 

子供は幼稚園に行く年ごろから、小学校、中学校、高校くらいまで

15年以上の間、一日の大半を自分の意思を抑えて過ごさなければなりません。

決められた学校の決められた教室の決められた席に座り、

決められた時間割で決められた教科書で決められた先生から決められた速度で、

みんな一緒に勉強をします。

 

決められた体操服を着て決められたルールで決められた運動をします。

 

決められた宿題を出され、

決められた行事や集会に参加させられます。

 

決められた歌をうたい、

決められたものを作り、

テストを受けて優劣をつけられ、

評価されます。

 

毎日持っていくもの、

提出するもの、

ノートの取り方、

大量のプリント、

移動教室、

時間管理、

数えきれないほどのルールを理解し、記憶し、実行する必要があります。

 

 

それだけでも大変なのに、

学校という集団の中には、

意地悪な子、支配しようとする子、いじめる子がいます。

指導力や人格が未熟な先生も残念ながらいます。

 

はみ出そうものなら、

反抗しようものなら、

悪口を言われたり、仲間外れにされたり、叱られたりします。

 

そのようなストレスを毎日毎日毎日浴びて、

日々を繰り返していきます。

真面目な子供ほど、一生懸命こなしていきます。

優しい子供ほど、先生やクラスメートに気を遣い人の何倍も頑張ります。

 

悪口、まだまだいくらでも言えますよ。

 

学校教育に対して様々な問題点や批判があることはわかっています。

 

不登校の子供が、その学校ストレスが臨界に達し何かのきっかけで

学校に行けなくなったことも知っています。

 

学校の悪いところだけに着目すると、

なんとも子供を傷つける場所で、

受け身で没個性な子供の大量生産のように思えますが、

 

本当にそうでしょうか?

 

主体的で能動的で個性的な子はいないのでしょうか?

学校から得られるものはないのでしょうか?

繊細でかしこいあなたの子供に居場所はないのでしょうか?

 

よく考えてみてください。 

我が子が学校というレールから一度外れてしまったあなただからこそ、

痛感しているはずです。

学校には悪いところもたくさんあります。でも、

学校教育から受ける恩恵はとてつもなく大きいものです。

 

知っているはずです。

気付いているはずです。

忘れてしまったか、気付かないふりをしているだけです。

正直になってください。

 

このブログでは、学校は価値あるところとの認識で、

「子供をもう一度学校へ」

という姿勢で一貫して記載しています。 

 

 

今、基本的なことを自分に問いかけてみてください。 

あなたは子供に、学校に行ってほしいですか?

 

Yesなら、その理由を考えてみてください。

 

 

 

学校をよりよく改善していくために声を上げていくことは必要です。

でもそれは、

今のあなたにとっては我が子が学校に戻るための策のひとつにすぎません。

 

 学校の批判ばかりをただ繰り返すことは

我が子が学校に戻るために必要な行為ではないです。 

ないんです。

 

建設的にいきましょう(^^)

 

 

感覚がマヒしているかも!

こんにちは。

親の「正常な」感覚を取り戻すということについて考えます。

 

なかなか不登校が解決しない、という場合、

学校に行っている家庭の親から見ると「異常」な状態が、

ごく当たり前になっている、という可能性があります。

普通の人から見るとゴミ屋敷くらい散らかっている部屋が「正常」だ

という感覚になっている。

きれいに片付いている状態の方がむしろ「異常」。



人の脳は、3週間で「慣れる」そうです。

そして、変化を嫌います。

 

長く不登校を続けていると

「学校に行かないのが正常」

「学校に行っている時間帯にゲームをしている状態が普通」

「学校のある日に親子でお昼ご飯を一緒に食べるのが通常」

となってしまいます。

 

そして、その状態からの変化を無意識に恐れているのかもしれません。

 

「学校に行っている間のゲームは制限するようルールを決めましょう」

と提案されても、

「そんなことをしたら、大変なことになります!」

「そんなこと、無理です!」

と猛烈な抵抗をする親御さんは多いです。

 

感覚がマヒしているんです。

変化を恐れているんです。

だから必要な対応がとれないんです。

 

そして、それは子供も同じです。

 

怖いですね。

 

まずは、自分の「当たり前」が、

普通の人にとっての「異常」になっていることを認識してください。

 

 

そう認識すると、見えてきます。

学校の日に子供がお昼頃起きてきて、

テレビを見ながらパジャマのままご飯を食べる

好きなようにゲームをする

おやつも好きな時間に食べる

ということがどれほど「異常」なことかに気づくことができます。

 

「やばい、だいぶ感覚がマヒしてたかも。どうしよう・・・」

 

 

大丈夫です。

案外簡単です。

当たり前をやめればいいんです

 

ただし!

急激な方向転換はけがの元。

誰だって、何から何まで一度にはできませんよね。

カーブをゆっくり曲がる感覚で、

できることから少しずつです。

 

学校と連携で親の本気をみせる

不登校の子供をもつ親にとって絶対に欠かせない、

学校との連携の問題です。

 

校長先生や担任の先生、支援の先生、スクールカウンセラーとは

適切に謙虚に連携する必要があることは言うまでもありません。

子供が学校へ戻るために不可欠です。

 

しかし、

この、学校との連携が最初からスムーズにいく、という親御さんは多くはありません

 

先生の何気ない一言に傷ついたり、

見放されたような気持になったりしたことはありませんか。

先生の対応に満足できていますか。

 

そもそも、残念なことに、

先生が不登校の誘因だった、という場合も少なくないのです。

 

もしあなたが、学校と定期的にうまくかかわることができている場合、

それはすごいことです。

すごいことなんです。

 

ただし、それでも解決ができず長期化している場合は、

何らかの変化をおこす必要はあります。

これについは、また別の機会で。

 

学校から足が遠のいている、という場合。

 

子供の行っていない学校に行くのは、苦行です。

見たくない現実を見なければなりません。

これまであなたが築き上げてきたプライドがずたずたになることもあるでしょう。

 

それでも歯を食いしばって、

勇気を振り絞って、

時間を作って、

学校に行っている親御さんは確かにいます。

いるんです。

 

先生との人間関係です。

真の信頼関係をもつには、ある程度の時間がかかります。

先生と学校と強い信頼関係でつながれたら、無敵だと思いませんか

必ず、子供の力になってもらえるはずです。

 

他人と信頼関係をもつことの素晴らしさを、子供に教えたくありませんか。

子供は親の鏡です

 

 

親が本気かどうかなんです。

 

 

母親に支配される娘

強い題名にしてしまいました。

母親と娘について考えてみます。

 

「娘は父親を嫌って避けていますが、

私(母親)とは関係がよく、いろんなことをおしゃべりします。」

という話を聞くことがあります。

 

不登校の娘さんがいらっしゃるお母さん。

摂食障害、不眠などで困っている娘さんがいらっしゃるお母さん。

 

一度だけでいいので、考えてください。

せっかくこの記事を読んでくださっている今の機会に、

一度だけ考えていただけませんか。

 

あなたと娘さんの関係は健全ですか。

 

「娘は私には心を許してくれていると思います。」

「何でも話してくれて、素直です。」

 

それが本当ならば、問題もありません。

 

ただ、一度だけ、立ち止まって考えてみてください。

娘さんがお母さんに強烈に気を遣っている、という可能性はありませんか。

 

「お母さん」という存在は特殊です。

子供にとって、その存在はあまりに影響が大きいため、

問題が表面的にはわからないことがあります。

 

子供にとって、両親はつながった存在です。

例えば父親を嫌悪している、という場合、

そのことで母親に何の感情も持っていないと考えるほうが不自然です。

 

知的で、感受性豊かで、優しい娘さんであればあるほど、

お母さんに対して複雑な感情を持っているにもかかわらず、

ものすごく気を遣って、

ものすごく上手に

お母さんに「心を許しているふり」をしている可能性はあります。

 

お母さんにそのつもりはなくても、

育ちの上で、経験上、娘さんはお母さんとの良好な関係を保つことが

自分の生命線だと思うほどの強烈な支配で自分を縛っているかもしれません。

 

大変な思いをしているお母さんを助けるのは自分だ、

という使命感で自分を縛っているかもしれません。

 

本当は、深い憎しみを抱えているかもしれません。

 

もしそうなら、娘さんは、誤解しているんです。

 

娘さん本人もまだそれに気付いていないかもしれません。

でも、いずれ気付きます。

 

 

「なにその服、ださっ」

「あんなお父さんのどこがよくて結婚したの?」

 

そんな風に、

お母さんをよく批判する、

お母さんに生意気な口を利く、

お母さんに文句ばかり言っている、

こんな娘さんって、なんだか健全だとも思いませんか。

 

もちろん、すばらしいお母さんで、

本当に良好な関係を築いていらっしゃる母娘さんはたくさんいます。

それなら、娘さんにとって、それは、最高の財産です。

 

表面だけを見ないでください。

 

そして、もし思い当たる節がある場合、

娘さんをあなたの支配から解放してあげたいですね。

 

勝手に支配されにきている場合もありますけどね、

そんな娘さん、けなげでいじらしいですね。

きっと、人一倍やさしい子です(^^)

 

睡眠について

不登校の解決を阻むうえで、多くの子供が抱えている

睡眠の問題について。

 

夜寝ない朝起きない昼夜逆転問題

一日中寝てばかりいる過眠の問題

 

あなたは、子供のこの問題に、長く悩んでいますか。

 

起きろと叱った

起きてと懇願した

毎日決まった時間に起こし続けた

医師やカウンセラーなど専門家のところにいってみた

勝手にしろと突き放した

もう無理だと諦めた(諦めようと思い込んだ)

 

 

睡眠の問題は、

「にわとりとたまごどちらが先か」論に近いです。

起きないから行けないのか、

行けないから起きないのか

 

このにわたま問題については、専門家から様々な意見が出されていますね。

いずれにしても、不登校の解決を阻む「悪循環」の

ひとつの大きな要素であることは間違いなさそうです。

 

勉強したこと、思いつくことはいろいろ試したが、うまくいかなかったとき、

その問題はいったん後回し、という方法もあります。

 

他に、あなたの家族運営の中に、

あなたが住む時代や地域の世間の常識に照らし、

改善すべきことはないですか?

 

子供はどこで誰と寝ていますか?

ゲーム類のルールはどのしていますか?

子供の3度の食事はどうしていますか?

部屋の整理整頓の状態はどうですか?

親子間の境界は明確ですか?

夫婦間のコミュニケーションはどうですか?

 

複雑にからみついた悪循環を断つには、今までしてこなかった対応を探します。

 

親の知恵と勇気が試されます。

 

伝家の宝刀を抜け!

おはようございます。

 

暑くなってきました。

もう夏はすぐそこです。

 

先日こちらの記事でこのようなことを書きました。

信じるってどういうこと?

 

子供を信じられない親は

なぜか子供の行動を常にチェックしています。

 

「親が子供の行動をチェックするのは当たり前です」

 と言われそうですね。

確かに、お母さんは、子供をよく観察しています。

そしてそれは、素晴らしいことです。

 

しかし、時に、それが度を超えていることがあります。

 

お母さんが子供の言動をいちいち気にして

心が平静でいられないということはありませんか。

 

このようにお母さんが子供を「監視」している状態のとき、

子供もお母さんのことを、「気にしすぎて」いる可能性は高いです。

 

なんでもお母さんに聞いてくる

(「お母さんお茶飲んでいい?」など)

赤ちゃん返り

過度のわがまま

暴言暴力

 

そのようなことはありませんか?

 

一般的に、子供は親から自然に自立していくものだといわれます。

だから、

子供は満足すれば自分から離れて自立していくはず

と思っていませんか。

 

しかし、これは、親子関係が健全な場合の話です。

健全な場合の話なんです。

 

何らかの理由で、長い年月をかけて親子関係が不健全な状態になってしまっているとき、子供が自分から自然に自立していくことは困難です。

 

また同時に、

このようなお母さんが子供を突き放すことは、とても大変です。

 

お母さんと子供は拘束し合っているのです。

見えない鎖でつながれてしまっています。

距離が近すぎるのです。

 

この鎖を切ってくれる存在が必要です。

それは誰でしょうか?

 

もうお分かりですね。

 

そう、お父さんです。

伝家の宝刀を抜いて、この鎖を断ち切る時です。

出番なんです。

 

長くなってしまったので、続きはまた今度。

 

信じるってどういうこと?

今回は「信じる」という話です。

不登校の問題を考えるとき、いつもいつも出てくるキーワード。

 

もしかするとあなたも、

子供を「信じる」ということが

自分はできているのか、できていないのか、

そもそも「信じる」ってどういうことなのか、

わからなくなっているかもしれません。

 

子供を信じられない親は

なぜか子供の行動を常にチェックしています。

 

「親が子供の行動をチェックするのは当たり前です」

 と言われそうですね。

確かに、お母さんは、子供をよく観察しています。

そしてそれは、素晴らしいことです。

 

しかし、時に、それが度を超えていることがあります。

 

帰ってきたらランドセルを開け中身をチェックする、

家のベランダから子供の登下校風景をチェックする、

携帯電話の内容をチェックする、

友達を使って子供の交友関係をチェックする、

先生に電話して様子を聞く、、、、、 

学校に行って、物陰からこっそり様子を見ている、

度が過ぎるとそれは「詮索」です。

 

学校に行けない子が供何時に起きて何時に寝ているのか、

部屋で何をしているのか、

どんな表情でいるのか、

を常に気にかけている。

これらは度が過ぎると「監視」です。

 

何も、詮索や監視をしようと思っているわけではありませんね。

気になるから、心配だからしているんだと思います。

でも、常にそれをすることで、中毒になっている可能性もあります。

 

これは、よほどポジティブな思考を持っている場合は別として、

心配性のお母さんの精神的な安定を保てる行為ではないんです。

子供をそのようにチェックしても、プラスになることはあまりありません。

 

子供がひとりで帰ってきている姿を見て、どう思いますか。

心配になりますよね。

きらわれているのかな、いじめられているのかな、友達いないのかな

というマイナス思考が、お母さんの精神をむしばんでいくのです。

 

思い当たる節はありませんか。

 

信じるというのは、人間が持つ一番高いレベルの思考です。

疑うのは簡単です。

でも、疑うことを続ければ続けるほど、心はどんどん蝕まれていきます。

 

それに、もし、子供に心配すべき何かがあったとしても、

お父さんお母さんに信じてもらえた子供が得るものは、

子供の性格に影響を与えるくらいに強力なものです。

 

 

「信じる」ということがどういうことかよくわからないときは、

「詮索」「監視」をやめてみることからはじめてみませんか。

 

 

20点とれたら前に進もう!

勉強は進んでいますか?

 

不登校の間、勉強がうまく進まないとき。

というより、うまく進むことなんて稀ですね。

 

意味が分からない

やる気が出ない

やり方がわからない

やってると頭が痛くなる

そもそもなんで勉強なんてしないといけないかわからない

 

子供はいろいろ言いますね。

 

それはそれとして、

ふむふむ

なるほど

わかるわかる

そうかなー

などと、聞くのでしょうが。

 

それはそれとして、

「わかった。じゃあ、とりあえず、どんどん前に進もう!!」

 

 

とにかく、進みませんか。

まずは、エレベーターでもなんでも使って、

みんなの見てる景色を見に行きませんか。

必要なら、また、降りて戻ってくればいいんです。

次はエスカレータでのぼるのくらいがいいかな。

また、必要が出たら、もう一度降りて戻ってくればいいんです。

最後は自分の足で、階段で登れるようになります。

きっと。

 

なんでも完璧にできてからじゃないと進めない思考回路ではありませんか。

お母さんも子供も。

 

20点くらい取れたらOK!

友達は1人か2人いればOK!

 

 

完璧主義。

それは、時に自分を苦しめます。

 

20点くらいでOK!

とにかく進もう!

 

試しに学校でテストを受けてみたらわかります、

あなたの子供は、たぶん、「ビリ」じゃないですよ。

気球

こんにちは

 

以前、気球がいっせいに空に飛び立つのを見たことがあります。

 

気球は、まるで人の心のようだ、と思いました。

 

人は、生きていくうえで

楽しい記憶や幸せな記憶だけでなく、

たくさんのつらい記憶や嫌な記憶が積み重なっていきます。

それに、親との確執、誤解、重すぎる期待などもおもりとなって、

気球は高く上がることができません。

 

不登校になってしまった子供は、おもりを抱えすぎたのかもしれませんね。

抱えすぎたのなら、捨てればいいんです。

ひとつずつ。

 

それらを外してくれるのは、

なにより、親との会話です。

それから、

友達とのふれあい。

読書。

他にもいろいろありますね。

 

親子で、一緒に、ひとつずつ、捨てていきましょう。

赤ちゃん返りについて(1)

おはようございます。

 

不登校子供の「赤ちゃん返り」ついて考えます。

 

不登校の子供が、母親の体を触ってきたり、べたべたしてくることがあります。

 

何らかの事情で、幼いころから、本来満たされるべき愛情欲求が満たされず、

ずっとさみしい思いを抱えてきたから、と説明されることもあります。

 

ストレスから自分を守るための行動だ、と説明されることもあります。

 

育てなおし、育ちなおし、という表現をされる方もいます。

 

過度な母親とのスキンシップ。

背景や目的はどうであれ、正当化して、「仕方ない」と受け入れていませんか。

 

正直になってください。

特に男の子の場合、(女の子であったとしても)、

あなたはべたべたされるのは嬉しいですか?

 

嫌でよすよね。

 

嫌なんです。

 

 

そして、それは、あなたに母性が欠けているからではありません

母親は子供を保護するという本能を持っていますが、

同時に「自立を促す」というすばらしい本能も持っているはずなんです

 

だから、大きくなった子供がいつまでも「赤ちゃん」の状況にいることに

違和感を感じるはずなんです

感じて当然なんです。

だって、「赤ちゃん返り」は「自立」とは逆行しているのですから。

本能がNO!と言っています。

自分の感性を信じてください。

 

ごく小さい頃は、

子供が泣いていれば、自然と抱きしめましたよね。

不安になっている子供をしっかりと抱きしめましたよね。

 

繰り返しますが、

私は、「母性がないのでは」と自分を責める必要は全くないと思っています。

 

では、なぜ子供は赤ちゃん返りをしているのか。

原因や目的をいくら探しても解決しません。

ただ言えることは、現在、親子関係が不健全な状態になっています。

「関係」の問題です。

 

 

同年代の健全な子供を想定してください。

お母さんと一緒にお風呂に入っている、

おっぱいを触ったり、くわえたりしている、

膝に座ってくる、

べたべたとまとわりついてくる、

添い寝をしている、

と聞いて、違和感がありますか?

 

違和感がある場合、

我が子がその行動を行っているなら、

それは改善する必要のあるものです。

 

拒絶すると、

子供が傷ついてしまうのではないか、

状況が悪化するのではないか、

という不安は理解できます。

 

でも、大丈夫です。

少しずつ、一歩一歩、同年代の子供と同じような状況まで改善しましょう。

まずは、

自分に正直になって、改善する!と決意することからはじめます。

 

あまり深刻にならず、進みましょう(^^)

 

 

不登校の親の4タイプ

不登校の子供をもつ親を4つのタイプに分けて考えてみました。

 

1 心配せず不登校に対する具体的手だてを講じない親 

  ほとんど気にもしない無関心である場合や、

  何とかなるといったかなり楽観的な思考回路を持っている場合、

  子供を信じて待つという信念を持っている場合もある  

 

2 心配はするが不登校に対する具体的手だてを講じない親

  子供が動き出すのを待っていたり

  様子を見ていたり

  忙しく仕事をしていたりする

 

3 不登校の子供を心配し、本などで勉強し、

  学校や医師、カウンセラーなどと連絡を取り、

  知恵を借りて実行しようとする親

  自分で考えるというより、

  誰かに何とかしてほしいと考えたり、アドバイスを求めたりする

  続かない、挫折するといったこともある

  

4 子供の不登校を自分の問題でもあると考え、解決の意志をもつ。

  本や専門家などから学ぶだけでなく、

  我が家の状況に応じて自ら考え、実践する親

  問題の所在をつかんでおり、主体的である

  責任感の強さから疲弊してしまうこともあるが、

  周囲からのサポートも受けやすい

  

すべてに当てはまるとは思っていませんし、

どのタイプの親が優れている、劣っている、いうことを言いたいのではありません。

どんな親が子供の不登校を解決できているのか、

そしてそれはなぜなのか、

ということを考えてほしいのです。

 

そして、自分の現状を認識し、修正し、信じた道を、選び進む必要があると思います。

 

あなたは現状どのタイプですか。