不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

頑張りすぎてしまったんです

不登校の子供が、毎日堕落した生活を送っているという場合。

その状態をどう思っていますか?

見慣れましたか?

 

「どうにも我慢できないです」

「悲しいです」

こう感じる方が多いのではないでしょうか。

 

頑張って懸命に生きてきた人は

そうじゃない人を見ると違和感を感じます。

まして、自分の子供。 

 

だから、あなたは子供が学校にも行かず毎日ゲームばかりしているのを見るのはストレスなんです。

 

それはある意味当然なんです。

自分の仕事に責任感を持ち頑張っている人はそうしない人とはまったく違う価値観の世界に生きているんです。

あなたが、子供の姿をどうしても受け入れられないという場合、それは当然だと思ってください。

 

親が無責任だと、子供にもあまり何も感じないです。

感じないんです。

 

そういうものです。

あなたは頑張って必死に生きてきました。

そして今も必死に生きているんです。

だから、今の子供を見慣れるなんてことできません。

そしてそんな自分を「受け入れることができなくて」なんて責めないでください。 

 

 

不登校の領域では、頑張ることはあまりよくないことで休むことがいいことと考える風潮がありますね。

「頑張りすぎて疲れが出ています」

「休んでエネルギーを蓄えましょう」

 

それは、正しいのですが、私は少し違う考えを持っています。

 

頑張りすぎると、みんなだめになるのか?

そうじゃないですよね。

ではなぜでしょう。

 

それは頑張って努力する人の中にも、

幸せな人とそうでない人がいるからです。

 

自分がそれをしたくて、頑張りたいことを頑張っているとき、

きつい時があっても、その人は幸せです。

目標があり、主体性があるからです。

 

したくもない、頑張りたくもないことを頑張っている人はどうでしょうか。

なんというか、自己犠牲のような感覚です。

例えば、ものすごい人間関係の悪い職場なのに「生活のため」と我慢して働き続けている。その我慢のレベルが限度を超えている。

手伝わない身勝な夫にものすごい不満を持った状態で嫌々毎日の家事をしている。

そんな人は頑張っているけど、幸せを感じていません。 

 

 

自分に嘘をついて、頑張りたくもないことをひたすら頑張り続けたり、

ものすごい不満をもった状態で頑張り続けると

心も体もがボロボロになります。

 

あなたはどうですか?

 

そして、子供さんはどうですか?

 

 

頑張ることは、やっぱり素敵なことだと思うんです。

目標をもって努力することは素晴らしいことだと思いませんか。

その価値観まで否定するは必要はないと思っています。

 

ただ、幸せな頑張り屋なのか、不幸せな自己犠牲なのか

それだけは注意してください。

 

あなたが後者なら、おそらく子供は、あなたに不登校という形でメッセージを送っています。

あなたを救おうとしているのです。

もちろん、無意識に。

 

子供が後者なら、なんらかの理由で、自分の心に嘘をついて頑張ってきたんです。

だから、立ち止まりました。

次歩き始める時は、幸せな頑張り屋さんになれます(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

怒る?怒らない?

連続投稿です。

 

ほめるほめない問題の類題です。

 

勘のいい方はすぐにこの問題を想像したと思います(^-^)

 

怒るか

怒らないか

 

 

これは、どちらが正しいのか?

 

そりゃ、なるべく怒らない方がいいよね、ときっと誰もが思いますね。

わかってるんです。

このように、たとえ正しい答えがあったとしても、実行できないことは多々あります。

その一つが「怒り」です。

食べたら太るって、わかっているけど・・・もそれですね(^^;

怒りはコントロールが難しいので、正しい答えを知っていてもなかなか実行できません。

( 私は、原始的な感情ほど、コントロールが難しいと感じています。)

 

まず言っておきますが、

冷静に考えて叱るという場合があります。

それが必要な時はあります。

そして、この「叱る」にもコツがあります。

それはまた別の機会で、ここでは問題にしません。

 

ここでは、つい爆発してしまうという場合を考えています。

 

10数えて、、、とかいろいろな方法をいろいろな方が提唱していますが

知っていても実行できないんです

 

なぜ実行できないのか。

 

 結論から言うと、

それがあなたの「」だからです。

 

子供が何かをした

↓ 結果

瞬間沸騰して大爆発

 

という図式ですが、

 

本当は親の側に背景が何かあるんです。

何かとは、

 

すぐれない体調

お金のこと

夫婦のこと

姑・舅のこと

あつい、さむい、じめじめなどの不快

気乗りのしない予定

などの

何かの「ストレス」です

 

ストレスを持った状態

子供の行動

怒り爆発

 

という場合が多いです。

 

つまり、子供への怒りは「八つ当たり」の可能性があります

 

では、どうして子供に八つ当たりしてしまうのか?

 

 

それは子供に遠慮がないから

それでも子供は自分を愛してくれると確信しているから

 

 

これです。

親は子供には遠慮がないんです。

どんな理不尽なことを言ったりしたりしても、子供からの愛情を失うことはないと慢心しているんです。

 

 

だから八つ当たりしても許されると思っている。

 

これは私自身も似たようなことがあるので、痛感しています。

では、本来はどうあるべきか?

わかりますね。

ストレスに対しては、そのストレスに直接対応しなければなりませんね。

夫に不満があるなら、夫と話し合うべきです。

それが成熟し、自立した大人というものです。

 

それができていないから

あなたのストレスを子供で発散させてしまう。

多くの親が陥る行動パターン=です。

 

逆はいいんです。

 

子供が何かのもやもやを親に八つ当たりして発散する、

ということはあっていい。

なぜか。

 

子供だから。

未熟だから。

 

そして、親はそれでも愛してくれていると確信しているからできるんです。

 親であるあなたが、ストレスの対処の方法を教えていくんです。

 

逆なんです。

もしあなたが子供に八つ当たりをしている自覚があるなら、

10数えている場合じゃありません。

 

それ以前に、 

自分は未熟だ

だから、弱い立場の子供に八つ当たりすることが習慣化しているんだ

ということを、強く自覚してください。

そして、まずあなた自身の自立を目指します。

 

子育ては自分育て

 

!!!(ー_ー)☆!!はっ

 

わかったかも!!

 

親子の役割が逆転している

というあなたの気づきが不登校の解決の糸口になる、ということがあります。 

 

ひとりでも何かを感じてくださる方がいらっしゃったら、嬉しいです。

 

ほめる?ほめない?

おはようございます。

 

そろそろ夏休みが始まったころですね。

 

今日は、「ほめる」の是非について考えます。

 

ほめる主義(自己肯定感、プラスの愛情交換etc)

ほめるな主義(ほめるとは上から目線だから、ほめられないとやらない子になるetc)

 

うーむ。

どちらの意見も一理ありますね。

 

子供を育てるのに、貧乏の方がいいか金持ちの方がいいか

くらい難しいと感じる。。。

 

小さい時は、ほめるでいい気がしますね!

「すごい!」

「上手だね!」

「できたね!」

 

お父さんお母さんにほめられて得意になって、嬉しそうな顔・・・

想像すると、、、

 

ううぅ。。。

かわいい(#^^#)

 

小学校も終わりかけ、中学生、高校生と

ある程度大きくなると、確かにほめるのって、難しい。

 

 

特に優等生タイプの不登校の場合

ほめられることは時にプレッシャーになります。

 

なので、思春期以降の子供に対して、 

私は、別の方法をおススメしています。

上から目線でもなく、プレッシャーでもなく、プラスのメッセージを伝える

第3の方法・・・

それは・・・

 

 

「喜ぶ」

 

 

何かしてくれた時

何かいいニュースをもたらした時

早く起きれたとき

勉強を頑張ってるとき

とにかく親が嬉しいことをしているとき、

 

「ほめる」ではなく、「喜ぶ」

 

 

「うれしい!!」

 

だって、嬉しいでしょ。

嬉しいんだから、素直に、お母さん嬉しい!でいいと思います。

 

なにかいいことがあったら、

うれしー!

ありがとー!

と表現してみましょう。

 

 

お母さんが嬉しいと、子供も嬉しいですよ。

 

逆もそうですね。

 

嬉しいことがなかなかない、、、

そういう時は、なにか頼む!

 

「ちょっと運ぶの手伝って、お願い」

 

そして

 

「ありがとー、うれしー!」

 

頼むこともそんなにない?

いやいやいや

自分でもできることでも、あえて頼むんです(^^)

 

男の子なら力仕事系、高いところ系がおススメです。

「このふた、あけてくれない?」

 

夏休み直前 「宿題」

夏休みで頭が痛いのが、宿題。。。

 

40日などの長い夏休みですので宿題の量もそれなりです。

 

学力がかなりある子でも大変ですね。

勉強が得意ではない子は相当なストレスです。

学力だけでなく、意志の強さ、自己管理能力も必要です。

不登校でまだまだいずれの力も追いついていないなら、

残念ながら事実上不可能だと思っておいた方がいいです。

 

これは仕方ありません。

 

不登校も長くなっていて、

宿題の問題はそんなに大きな問題ではない、と感じている場合

読み流してください。

 

もしあなたの子供が宿題のことを気にして、新学期の登校に支障が出る可能性が高いと感じるなら、

子供の学力と状況に応じた宿題にカスタマイズしてもらえないか、

ぜひ、先生に、相談しましょう。 

 

 

「それは非常識」

 

なんて躊躇している場合ではありません。

 

それは法律に違反しません。

それは誰かの迷惑になることではありません。

やってはいけないことなんて、そんなにないんです。

 

 

 

 

宿題をしていなくてもへっちゃらで登校できるメンタルの強さ持ってます!

 

おぉ!

すごい!

それは、ある意味うらやましいかも(^^)

 

 

 

うちの子はそんな強さは持ってません。。。

メンタル弱いかも・・・

 

いえいえいえいえ

 

まじめで責任感が強いんです。

人一倍。

それは時に苦しいですが、長所でもあります。

 

できないときは、できない、と言えるように成長できたらいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

学校の門をくぐらせるまでが親の仕事

根本的な考え方を整理します。

 

私の考えです。

子供に学校の門をくぐらせること、

ここまではあくまで親の責任であり、親の仕事です。

実際に学校に行くのは子供ですが、それをサポートするのはです。

先生ではありません。

 

もし、あなたが、先生が朝家に来て、ふとんをかぶっている子供を起こして登校を促す、ということを期待しているなら

(もっと言うとそうしてくれない先生に不満をもっているなら)

私は、それは、基本的には間違いだと思っています。

 

 

それは親の責任の領域だからです。

 

先生に迎えに来てもらってうまく登校できた、ということは確かにあります。

 

ただ、とにかくいったん半ば強引に連れて行きましょう、と無理やり連れて行っても、子供にとって恐怖心からくる行動はおそらく続きません。

 

もしいろいろな状況が登校できる段階までこぎつけており、最後の一押しとして

先生の力を借りて、勇気をもらって、ということなら、素晴らしいです!

少しづつ自力登校にシフト可能ですね。

 

お友達も基本的には同様です。

 

 

根本的な思考として、

学校の門をくぐるまでは親の責任だと思っておいた方がいいです。

 

 

裏を返せば、いったん学校の門をくぐったら、そこは先生の領域です

先生の責任であり、先生の仕事です。

どうしてもお願いしなければならないことを伝えたら、

学校に一緒に親が付き添ったり、過剰に口を出すのは控える必要があります。

 

できるだけ心も付き添いません(^^;)

あなたは、あなたのすべきことをしましょう。

 

 

学校でのことは猛烈に気になりますね(^^)

自立させる、という長期的目標に向かって、

短期的な不安からくる欲求は我慢です。

 

 

小学校低学年によくある分離不安による母子登校も、

長く続けるものではないですね。

みなさんご承知の通り。

 

 

先生に

「門をくぐらせるまでは、私の仕事ですので、頑張ります。

学校でのことは、先生、よろしくお願いします。」

 

と宣言してみましょう。

 

親は家での状況を先生にお知らせする

先生は学校の情報を親に伝える

 

 

役割の明確な分離です(^^)

 

 

 

うちの子は特殊な不登校!?

おはようございます!

 

先日、あるお母さんと話していて感じたこと。

「うちの子は特殊」問題について、です。

 

あなたは不登校関連の勉強をしていますよね。

 

そのとき、解決事例みたいなのを読んだり聞いたりしますよね。

 

解決した、という事例は、本当にたくさんあるんです。

教材の中だけでなく身近にも。

 

でも、

不登校の子供はそれぞれ違うから、真似してはいけない」

と言われたり、書かれていたりしていたことはありませんか?

 

また、そのような解決事例を聞いても、

 

「うちの子はちょっと違うしなぁ」(=だからあてはまらない)

 

「うちの子は特殊だから」(=あてはまりそうにない)

 

「うちの子とはそもそも原因が違う」(=だから関係なさそう)

 

「うちの子と状況が違う」(=だから参考にならない)

 

などと考えていませんか?

 

こういう思考は、最終的には

「うちの子はレアケース」(=だから簡単に解決できない)

となってしまうかもしれません。

 

 

 

もしあなたがそのような思考回路にかなり傾いて進んでいるなら、

今すぐ大きく深呼吸し、

目をかっっっっと見開き、

ありったけの勇気を出してハンドルをまっすぐに戻し、

方向転換が必要です。

 

 

確かに、不登校は十人十色です。

当たり前。

みんなが同じじゃない。

 

でも!!

 

 

でもですよ、そんなに難しく考えないでください。

人間の性格は確かに十人十色、家庭の状況もそれぞれ、原因もそれぞれ。

とはいっても、子供の心理には一定の共通点があるはずなんです。

家庭の問題も、あちこちで同じようなことが起こっていたりします。

学校のこともそうです。

 

「うちの子は特殊だから解決が難しい」

この気持ちは、本当によくわかります。

 

あんな風にお父さんの協力は得られない

あの子のような特技は持っていない

そんな熱心な先生はうちの子の学校にはいない

 

解決事例を聞くと、そういう風に感じて、悲しくなってしまいますよね。

でも、そこでとどまらないでください。

 

解決事例で、真似できそうにないことだけに目を向けて諦めるのではなく、

なんだか良さそうに感じ、真似できそうなことはやってみる価値があるのではないでしょうか?

 

「うちの子は特殊」思考は、不登校を解決したくないという潜在意識がおこさせている気がしてなりません。

「そんなわけない!」

と思われるかもしれません。

でも、あなたは、子供の不登校状況が普通になっている。

それが日常になっている。

人間は変化を嫌うんです。

 

 

例外だけを探すのではなく、共通点探す

そういう思考回路をつくってみてださい。

 

 

 

 

解決事例にも、失敗事例にも、どちらの中にもあなたの財産となるヒントあり!

です!!

 

  

目標を決めるとき注意すべきこと

こんばんは

 

子供とこれからのことを話し、

 

「明日行く」

「週明けから行く」

 

このような約束をし、

それが守られなかった、ということはありませんか?

 

ある、という方は、

それはどうしてかを考えたことはありますか?

 

夜寝つけず、朝起きれなかったから?

体調が悪かったから?

 

間違いではないけれど、

正確には違います。

 

もっと簡単に考えてください。

約束が守れないのは、

それをできないからです。

できないんです。

子供はまだ、それをできないんです。

 

言い換えると、目標の高さが、子供の状態と合致していません。

 

話し合って目標を決めて、それが達成できないとき、

子供は壁にぶつかっている、ということをイメージしてみてください。

 

たまに壁にぶつかることで、人は強くなれるかもしれません。

 

でも、それをいつもいつも続けさせていると、

子供を繰り返し繰り返し壁に打ちつけていることと同じです。

そんなことをあまりにしょっちゅう繰り返すと、子供はぼろぼろになり、

無気力になってしまいます。

 

 

 

目標を決めるときに、注意すべきこと。

それは、

 

達成可能な目標にすることです。

 

大きな最終目標は学校に戻ることですよね。

そして、日々の行動目標は、達成可能なものを設定してください。

 

物足りなくても、

意味があるのかわからないような小さなものでも、

それが最終的に目指す方向を向いていれば

それは立派な目標です。

 

達成可能な行動目標を立て、

成功をたくさんさせ続けてください。

 

成功は自信になり、自信は力になります。

好循環の始まりです(^^)

 

 

 

夏休み直前 「目標」

目標設定について考えます。

 

以前にも同じようなことを書きました。

 

夏休みまでの目標設定が2か月後の状況を変える

夏休みまでに、その夏休みを有意義なものとするために、

今日子供と話し合って、何か1つ目標を立ててみませんか。

 

 

終業式は、いつかご存知ですか。

 

その日は、学校に少しでも顔を出せそうですか?

1分でも

10秒でもいいんです。

行けそうだったらぜひ行ってください。

何の意味があるのかと思われるかもしれませんが、行ってみてください。

教室に入れなくても

校舎に入れなくても

学校の方に向かってください。

車で通り過ぎるだけでもいい。

途中までで引き返してもいい。

放課後でも

誰にも会えなくても。

 

家を出ることがまだ無理なお子さんなら、

玄関の外に1歩出てみませんか。

制服を着てみませんか。

 

朝、学校に間に合う時間に起きてみませんか。

 

目標を立ててください。

そして、現状できることのレベルを知ってください。

そこからです。

目標を立てるということは、スタート地点に立つ、ということです。

 

 

ただし、目標の立て方には、大切な大切な注意すべきこととコツがあります

長くなったので、別の記事で書くことにします。

 

私は、声が枯れても、伝えたいんです。

終業式という節目を大切にしてください。

行けるなら、1秒でも、学校に。

 

 

夏休み直前 「掃除」

こんにちは

 

本格的に暑くなってきました(^^;)

 

夏休みまでの準備の話、まだまだ続きます。

 

環境が整うと心が整うことがある、ということはほんとうだと思います。

 

あなたの家の中はどのような状態ですか?

 

あるご家庭では、毎学期の終業式の日に子供部屋の大掃除をするそうです。

親子一緒にです。

子供部屋はせいぜい6帖とか8帖程度。

1時間か2時間あればできますね。

掃除後、おいしいものを一緒に食べるんだとか。

 

こういうの、すごくいいなぁと思いました。

良さそうだと思うものは、どんどん取り入れていきましょう。 

 

 

そこで!

 

終業式もしくは夏休み初日に、

お子さんと一緒に子供部屋を掃除してみませんか?

ゴミ袋と雑巾1枚、掃除機があればできます。

すっきりしたお部屋で、夏休みを迎えましょう。

いいですか。

一緒にですよ。

 

掃除しなさい!

というだけは、口だけの子育てです。

子育ては、体と魂全体を使ってします。

口だけの子育ては禁じ手です。

 

これが、なんでもない日だと、、、

どうかなぁ。

何事もタイミングというのはとても大事です。

また、子供はイベントは好きです。

どんなに冷めて見える子でも、同じです。

同じなんです。

めんどくさくて、行事ごとをないがしろにしてきませんでしたか?

 

「節目」だからいいんです。

日本人ですしね。 

 

 おいしいデザートの準備をお忘れなく(^^) 

 

 

子供の不適切行動

嫌なことがあると、

ドアをあらあらしく締めて大きな音を立てる

泣きわめく

すねる

不機嫌になる

蹴る

ものに当たる

怒鳴る

 

私はこれらの行動を、まとめて「不適切行動」と呼んでいます。

子供がこれら行動をしている場合それは、

「自分はいらだっているんだ」ということを周りに見せつけています。

 

きわめて「子供っぽい」主張の方法ですね。

大人でも残念ながらこういうことをする方はいますが、

精神的に大人になっていないんです。

 

 

このような行動をする子供に対し、原因を察して対応し続けると、

この行動は直りません。

何か嫌なことがあると不適切行動をとり、そうすることでなんとかなると思っている。

もう、癖みたいなものです。

 

「生まれつき、癇癪もちで」

 

いやいやいやいやいや

 

確かに、生まれつきの性格というのはあります。

でも、子供のこのような行動によって、周りは不快なんですよね。

それを許して、癖を直す努力を放棄した結果が今です。

 

 

こういう行動に困り果てているお母さんは、とても多いです。

多いということは、なんとかなるということ。

 

ではなぜ今までこの癖は直らなかったのでしょうか。

 

 

もうお分かりですね。

 

それは、親が反応するからです。

 

 

周りが反応するからするんですよね。

子供は、暴れれば何とかなるだろうということを学習しています。

怒ってかまうのも、「反応」の一種です。

いいですか、怒られるということは、自分に注目をしてくれているということです。

 

では、直すにはどうしたらいいか。

 

逆のことをすればいいんですね。

 

そう

無視」することです。

どれだけ泣こうがわめこうが、相手にしてはいけないのです。

 

突然無視するものありですが、一度きちんと

「これからはそういう行為はもう許されない」ということを伝えるのもありです。

「これからは、何かあるときは言葉で伝えるように」と。

 

それ以降は、無視です。

完全無視がどうしてもできないなら、一言「ことばで言ってね」

 とでも言って、ほったらかしていたらいいんです。

 

 

 

 

子供の主張に向き合うな、とは言っていません。

ちゃんと向き合てください。

 

でも、適切でない主張方法には無視を貫くこと。

 

とても残酷に感じるかもしれません。

でも、そのような行動に出てしまう自分のままだと、将来パートナーや友達に同じような主張方法をとってしまう可能性は高いです。

そうなると、誰とも深いすばらしい関係を築くことはできません。

なにより本人が一番苦しんでいるかもしれないのです。

そんな幼稚な自分を変えたい思っているかもしれません。

自分で気づいて直すには、あまりに時間がかかりすぎます。

親であるあなたが、心を鬼にして、直してあげるんです。 

それが、真の愛情です。

子供はやわらかいんです。大丈夫です。

 

 

「不適切行動は無視」

 

 

これです。

これを今日から魂に刻んで貫いてみてください。

 

そして、言葉で伝えてきたときには、全力で120%向き合ってあげて下さい。

「言葉で伝えてくれて、お母さんうれしい。ありがとう♡」

 

 

 

夏休み直前 「人脈」

暑いですね(-"-)

 

 

夏休み、もし子供が家族以外の誰かと会える落ち着いた状況なら、

いろんな人と会うのはとってもとってもいいことですね。

 

人と接する練習になります。

人付き合いも、しないと筋力が落ちますね。

人は人に揉まれて強くなれます。

人は人に癒されます。

 

 

まず、ハードルが低いのは

祖父母

いとこ

叔父叔母

あたりですね。

 

不登校だから足が遠のくかもしれませんが、

お盆などに帰省してお墓に参る。

和気あいあいとみんなで食事をする。

手伝いをする。

想像しただけで、良さそうです。

 

少しハードルを上げると、友達ですね。

友達からもたらされる刺激は、ものすごいエネルギーです。

元気、やる気、勇気といった感情はもちろん、

落ち込む、疲れる、など一見望ましくないような感情にも

エネルギーを注ぎます。

強烈な友達エネルギーを浴びることで子供は確実に成長します。

友達と会って少々感情が揺れ動いでも、そこは夏休み。

修正がしやすいですね。回復する時間もあります。

少しの時間でも遊べるなら、積極的に協力してもらいましょう(^^)

子供が自分から誘ったり動くならこの上ないです!

が、子供自身が動けないなら少し手助けしてあげたいですね。

 

それよりもハードルが高いかもしれませんが、先生。

 

比較的業務に余裕がある夏休みに、接触してもらうのは

かなり有効かもしれませんよ。

誰もいない教室を見に行くこともできます。

挨拶だけでも、ものすごい刺激になります。

子供にとって先生=学校といっても過言ではないくらいの刺激です。

再登校を目指してるんでしたよね。

先生と、夏休みに会わないで、一体いつ会う。。。

 

とにかく夏休みはいろんな練習がすごくしやすいですね。

 

学校には行けなくても、放課後部活に参加できる、という子供もいます。

学校に行っていないことに罪悪感がありふつうは行きたくても遠慮しているという子の場合、

夏休みは思い切り部活に参加できるチャンスですね!

部活がキーとなる「居場所」となり、復帰する子は少なからずいます。

 

「そこまでできる子は、学校にもすぐ行けそう。悩む必要ないのでは」

確かに。

でも、なぜか教室が遠い・・・

程度は色々ですが、親はみなさん悩んでいます。

学校を休んでまで親に伝えたい何か悲痛なメッセーがあるなら、

気付いてあげなければなりません。

 

すみません、話がそれました(^^;)

 

あなたがもつ「人脈」を探してみてください。

あなた自身が人付き合いが苦手で、そういうのはおっくうだと感じているかもしれません。

実際不登校の子供をもつ親御さん自信が、あまり社交的ではない、というケースは多いように感じます。

(でもすごく社交的なお母さんでも子供さんが不登校ということは結構あります。不思議です。)

 

子供が人とコミュニケーションをとるなら、夏休みは最高のチャンスです。

人脈は、虫眼鏡を使ってでも探してみてください。

そして、連絡してください。

 

はい。

今すぐ、です!

(今回ばかりは常識的な時間に☆)

夏休み直前 「勉強」

夏休み直前シリーズ、今回は「勉強」についてです。

 

夏休み直前 「誤解」より

夏休みは不登校の子供にとって、チャンスです。

チャンスなんです。

 

そう、夏休みは不登校の子供にとってまたとないチャンスです。

親子とも学校があっていないのでほっとします。

安定した精神状態で、いろいろなことに取り組むことができるのです。

 

さて、タイトルの、勉強について(^^)

あんまり勉強勉強言いたくないのですが、、、

 

学力は生きていく上でなくてはならない力です。

 

そして、間違いなく、今後学校に復帰したとき、

不登校の再発を防ぎ継続登校となる鍵です。

武器です。

 

最低限の義務教育の勉強は必要です。

 

学校では勉強がどんどん進んでいくので、

一度遅れると、取り戻すのが大変です。

 

しかし!

 

(当たり前ですが)

幸い、夏休み中は学校に行っている子供たちの勉強の進行が止まります(^^)

これは、追いつくまたとないチャンスですね。

 

時間や方法は、子供の状況に応じて考えますが、、、

 

一日10分の勉強で、40日で400分。

これだと、7時間ないくらいですね。

おぉ、、、

お、追いつけそうですか?

そう考えると、案外、夏休みは短い。。。

 

でも、やるしかない!

 

方法はいろいろありますね。

まず塾。

「学校に行けてないのに、塾なんかに行けるか!」

との声が聞こえてきそうですね。

塾には行ける、という子供さんもいらっしゃるんですよ。

でも、少数かな。

 

家庭教師。

塾よりは現実的かもしれませんね。

でも、毎日というわけにはいきませんね。

 

これらの外部資源も、情報を調べて、可能ならぜひうまく利用してください。

 

親が付き合う。

これがおススメです!

 

付き合うのはいいけど、何をしたらいいでしょうか。。。

 

迷ったら、教科書!

悩んだら、教科書!

 

教科書には賛否両論ありますが、

私は、日本の知識の結晶だと思っています。

一緒に読んでください。

 

親子とも苦痛で仕方ない、親子喧嘩になる、という場合は、

ざーーーーっとでいいので、流してください。

一読です、一読。

この場合、わかっているのか覚えているのかは気にしません。 

少なくとも、今は気にしないでください。

 

勉強が得意でじっくり取り組める場合は、

もちろん、しっかりとやってください。

 

 

あ!!

 

教科書はそろっていますか?

 

まさか、見当たらない、なんてこと、ないですよね!

 

要確認です!

 

 

今すぐです!!

 

夏休み直前 「誤解」

夏休みはもうすぐですね。

 

まずは、夏休みに関する「誤解」から解消してみませんか。

 

不登校なんだから、夏休みとか関係なくないですか」

 

 

 

これは間違いです。

 

関係なくありません。

関係あります。

大ありです。

 

夏休みは不登校の子供にとって、チャンスです。

チャンスなんです。

 

理由はいくつかありますが、

まず大きな理由の一つに

心理的負担が減る」

というものがあります。

ほっとするんです。

親も子も。

 

「いやいや、学校行っていないんだから、子供はあまり関係ありませんよね」

 

それは誤解です。

 

前にも書きましたが、

夏休みが来るとすべての子供がほっとします。

モチベーションが下がります。

それは不登校の子供も同じです。

そして、そのモチベーションの下がり方は、

学校に行っている子供よりも激しい場合もあります。

 

「新学期から学校に行くことを期待しています」

 

これも、大きな誤解のひとつです。

 

確かに、新学期という節目で登校を再開する子供は多いです。

ただ、期待するだけでは、望んだ結果は得られません。

不登校の子供が、下がったモチベーションを自力で上げるのは難しいです。

 

 

「夏休みは関係ない」

「新学期になったら、決意して行くのでは」

 

まず、このふたつの誤解を、なくしてください。

今すぐ、です!

 

 

不登校から得られるもの

あなたは、不登校から得られるものは何だと思いますか。

 

転んだら起き上がる

ということ。

 

人生は何度でも立て直すことができる

ということ。

 

あたりまえに感謝する

ということ。

 

とてもシンプルだけど、とても大切なこと。

 

長い人生、誰だって、転ぶ。

 

転ぶんです。

 

転んだら終わりでしょうか?

 

起き上がり方を教えてあげてください。

それって、すごい財産になると思いませんか? 

 

今回の不登校で、あなたも転んでしまっているという場合、

一緒に起き上がってください。

 

 

うん、ちょっと楽しいかも(^^)

登校刺激をしていいか

 

登校刺激はしないほうがいいです

 

 

心療内科スクールカウンセラーなどの

相談機関に行って、こんなことを言われたことはありませんか。

 

結論からいいます。

登校刺激はしていいんです。

いや、すべきです。

 

もちろん、本当に子供が混乱期で、暴れたり、

起き上がれないほどの体調不良の場合だったりなど

登校刺激を一切しないことが必要な場合もあります。

 

でも、子供は家では元気に過ごしていて、

不登校が長期化している場合はどうでしょうか。

 

登校刺激をしてはいけない理由としてよく言われるのが、

 

せっかく元気になったのだから焦るのはよくないです

今はとにかく長年の疲れをとっているんですよ

自分から動き出すのを待ちましょう

 

このような感じです。

 

これを相談相手に言って済むのであれば、こんな楽なことはありません。

 

でも、ダメなんですよね。

ダメです。

 

ただ、「待ちましょう」というのは、相談の回答ではないのです。

だいたい、

焦ったらいけないことや、

子供が自分から動き出すことが大事なことくらい、

親も自分で分かっているんですよね。

 

ではなぜ相談しに来ているのか。

 

可能性を見出したいのです。

力になってほしいのです。

情報が欲しいのです。

 

相談機関でこのような話をすると、一時的に心が楽になるかもしれません。

 

でもそれは一時的なものなのです。

一時的なものが欲しいですか?

 

私たちが欲しいのは、

子供が学校に行っている姿を見ることで得られる幸福感です。

安心感です。

子供の未来に対する希望のはずなんです。

 

お母さんが、ぎりぎりの精神状態かもしれません。

痛いほどわかります。

でも、一時的に楽になることばかり繰り返していては解決できません。

 

 

「待ちましょう」

「はい待ちます」

 

それで、子供が学校に行くか。

 

そんな簡単ならだれも苦労しません。

 

それに、待つって、一体いつまで・・・

  

 

自分の欲求に、正直になりましょう。

なっていいんです。

 

 

せっかく相談に行っているんです。

適切な登校刺激のかけ方を聞いてみましょう。

タイミングや内容などについて相談してみましょう。

 

登校刺激はしていいんです。

 

念のため誤解のないよう言っておきますが 

「学校に行きなさい」

ということだけが登校刺激だと思ってませんよね(^^;

直接的なものだけではなく、間接的なものも含めると登校刺激は無数にあります。