不登校を解決できる親になる

不登校を解決する親になりませんか。目標はずばり再登校です。

ほめる?ほめない?

おはようございます。

 

そろそろ夏休みが始まったころですね。

 

今日は、「ほめる」の是非について考えます。

 

ほめる主義(自己肯定感、プラスの愛情交換etc)

ほめるな主義(ほめるとは上から目線だから、ほめられないとやらない子になるetc)

 

うーむ。

どちらの意見も一理ありますね。

 

子供を育てるのに、貧乏の方がいいか金持ちの方がいいか

くらい難しいと感じる。。。

 

小さい時は、ほめるでいい気がしますね!

「すごい!」

「上手だね!」

「できたね!」

 

お父さんお母さんにほめられて得意になって、嬉しそうな顔・・・

想像すると、、、

 

ううぅ。。。

かわいい(#^^#)

 

小学校も終わりかけ、中学生、高校生と

ある程度大きくなると、確かにほめるのって、難しい。

 

 

特に優等生タイプの不登校の場合

ほめられることは時にプレッシャーになります。

 

なので、思春期以降の子供に対して、 

私は、別の方法をおススメしています。

上から目線でもなく、プレッシャーでもなく、プラスのメッセージを伝える

第3の方法・・・

それは・・・

 

 

「喜ぶ」

 

 

何かしてくれた時

何かいいニュースをもたらした時

早く起きれたとき

勉強を頑張ってるとき

とにかく親が嬉しいことをしているとき、

 

「ほめる」ではなく、「喜ぶ」

 

 

「うれしい!!」

 

だって、嬉しいでしょ。

嬉しいんだから、素直に、お母さん嬉しい!でいいと思います。

 

なにかいいことがあったら、

うれしー!

ありがとー!

と表現してみましょう。

 

 

お母さんが嬉しいと、子供も嬉しいですよ。

 

逆もそうですね。

 

嬉しいことがなかなかない、、、

そういう時は、なにか頼む!

 

「ちょっと運ぶの手伝って、お願い」

 

そして

 

「ありがとー、うれしー!」

 

頼むこともそんなにない?

いやいやいや

自分でもできることでも、あえて頼むんです(^^)

 

男の子なら力仕事系、高いところ系がおススメです。

「このふた、あけてくれない?」

 

夏休み直前 「宿題」

夏休みで頭が痛いのが、宿題。。。

 

40日などの長い夏休みですので宿題の量もそれなりです。

 

学力がかなりある子でも大変ですね。

勉強が得意ではない子は相当なストレスです。

学力だけでなく、意志の強さ、自己管理能力も必要です。

不登校でまだまだいずれの力も追いついていないなら、

残念ながら事実上不可能だと思っておいた方がいいです。

 

これは仕方ありません。

 

不登校も長くなっていて、

宿題の問題はそんなに大きな問題ではない、と感じている場合

読み流してください。

 

もしあなたの子供が宿題のことを気にして、新学期の登校に支障が出る可能性が高いと感じるなら、

子供の学力と状況に応じた宿題にカスタマイズしてもらえないか、

ぜひ、先生に、相談しましょう。 

 

 

「それは非常識」

 

なんて躊躇している場合ではありません。

 

それは法律に違反しません。

それは誰かの迷惑になることではありません。

やってはいけないことなんて、そんなにないんです。

 

 

 

 

宿題をしていなくてもへっちゃらで登校できるメンタルの強さ持ってます!

 

おぉ!

すごい!

それは、ある意味うらやましいかも(^^)

 

 

 

うちの子はそんな強さは持ってません。。。

メンタル弱いかも・・・

 

いえいえいえいえ

 

まじめで責任感が強いんです。

人一倍。

それは時に苦しいですが、長所でもあります。

 

できないときは、できない、と言えるように成長できたらいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

学校の門をくぐらせるまでが親の仕事

根本的な考え方を整理します。

 

私の考えです。

子供に学校の門をくぐらせること、

ここまではあくまで親の責任であり、親の仕事です。

実際に学校に行くのは子供ですが、それをサポートするのはです。

先生ではありません。

 

もし、あなたが、先生が朝家に来て、ふとんをかぶっている子供を起こして登校を促す、ということを期待しているなら

(もっと言うとそうしてくれない先生に不満をもっているなら)

私は、それは、基本的には間違いだと思っています。

 

 

それは親の責任の領域だからです。

 

先生に迎えに来てもらってうまく登校できた、ということは確かにあります。

 

ただ、とにかくいったん半ば強引に連れて行きましょう、と無理やり連れて行っても、子供にとって恐怖心からくる行動はおそらく続きません。

 

もしいろいろな状況が登校できる段階までこぎつけており、最後の一押しとして

先生の力を借りて、勇気をもらって、ということなら、素晴らしいです!

少しづつ自力登校にシフト可能ですね。

 

お友達も基本的には同様です。

 

 

根本的な思考として、

学校の門をくぐるまでは親の責任だと思っておいた方がいいです。

 

 

裏を返せば、いったん学校の門をくぐったら、そこは先生の領域です

先生の責任であり、先生の仕事です。

どうしてもお願いしなければならないことを伝えたら、

学校に一緒に親が付き添ったり、過剰に口を出すのは控える必要があります。

 

できるだけ心も付き添いません(^^;)

あなたは、あなたのすべきことをしましょう。

 

 

学校でのことは猛烈に気になりますね(^^)

自立させる、という長期的目標に向かって、

短期的な不安からくる欲求は我慢です。

 

 

小学校低学年によくある分離不安による母子登校も、

長く続けるものではないですね。

みなさんご承知の通り。

 

 

先生に

「門をくぐらせるまでは、私の仕事ですので、頑張ります。

学校でのことは、先生、よろしくお願いします。」

 

と宣言してみましょう。

 

親は家での状況を先生にお知らせする

先生は学校の情報を親に伝える

 

 

役割の明確な分離です(^^)

 

 

 

うちの子は特殊な不登校!?

おはようございます!

 

先日、あるお母さんと話していて感じたこと。

「うちの子は特殊」問題について、です。

 

あなたは不登校関連の勉強をしていますよね。

 

そのとき、解決事例みたいなのを読んだり聞いたりしますよね。

 

解決した、という事例は、本当にたくさんあるんです。

教材の中だけでなく身近にも。

 

でも、

不登校の子供はそれぞれ違うから、真似してはいけない」

と言われたり、書かれていたりしていたことはありませんか?

 

また、そのような解決事例を聞いても、

 

「うちの子はちょっと違うしなぁ」(=だからあてはまらない)

 

「うちの子は特殊だから」(=あてはまりそうにない)

 

「うちの子とはそもそも原因が違う」(=だから関係なさそう)

 

「うちの子と状況が違う」(=だから参考にならない)

 

などと考えていませんか?

 

こういう思考は、最終的には

「うちの子はレアケース」(=だから簡単に解決できない)

となってしまうかもしれません。

 

 

 

もしあなたがそのような思考回路にかなり傾いて進んでいるなら、

今すぐ大きく深呼吸し、

目をかっっっっと見開き、

ありったけの勇気を出してハンドルをまっすぐに戻し、

方向転換が必要です。

 

 

確かに、不登校は十人十色です。

当たり前。

みんなが同じじゃない。

 

でも!!

 

 

でもですよ、そんなに難しく考えないでください。

人間の性格は確かに十人十色、家庭の状況もそれぞれ、原因もそれぞれ。

とはいっても、子供の心理には一定の共通点があるはずなんです。

家庭の問題も、あちこちで同じようなことが起こっていたりします。

学校のこともそうです。

 

「うちの子は特殊だから解決が難しい」

この気持ちは、本当によくわかります。

 

あんな風にお父さんの協力は得られない

あの子のような特技は持っていない

そんな熱心な先生はうちの子の学校にはいない

 

解決事例を聞くと、そういう風に感じて、悲しくなってしまいますよね。

でも、そこでとどまらないでください。

 

解決事例で、真似できそうにないことだけに目を向けて諦めるのではなく、

なんだか良さそうに感じ、真似できそうなことはやってみる価値があるのではないでしょうか?

 

「うちの子は特殊」思考は、不登校を解決したくないという潜在意識がおこさせている気がしてなりません。

「そんなわけない!」

と思われるかもしれません。

でも、あなたは、子供の不登校状況が普通になっている。

それが日常になっている。

人間は変化を嫌うんです。

 

 

例外だけを探すのではなく、共通点探す

そういう思考回路をつくってみてださい。

 

 

 

 

解決事例にも、失敗事例にも、どちらの中にもあなたの財産となるヒントあり!

です!!

 

  

目標を決めるとき注意すべきこと

こんばんは

 

子供とこれからのことを話し、

 

「明日行く」

「週明けから行く」

 

このような約束をし、

それが守られなかった、ということはありませんか?

 

ある、という方は、

それはどうしてかを考えたことはありますか?

 

夜寝つけず、朝起きれなかったから?

体調が悪かったから?

 

間違いではないけれど、

正確には違います。

 

もっと簡単に考えてください。

約束が守れないのは、

それをできないからです。

できないんです。

子供はまだ、それをできないんです。

 

言い換えると、目標の高さが、子供の状態と合致していません。

 

話し合って目標を決めて、それが達成できないとき、

子供は壁にぶつかっている、ということをイメージしてみてください。

 

たまに壁にぶつかることで、人は強くなれるかもしれません。

 

でも、それをいつもいつも続けさせていると、

子供を繰り返し繰り返し壁に打ちつけていることと同じです。

そんなことをあまりにしょっちゅう繰り返すと、子供はぼろぼろになり、

無気力になってしまいます。

 

 

 

目標を決めるときに、注意すべきこと。

それは、

 

達成可能な目標にすることです。

 

大きな最終目標は学校に戻ることですよね。

そして、日々の行動目標は、達成可能なものを設定してください。

 

物足りなくても、

意味があるのかわからないような小さなものでも、

それが最終的に目指す方向を向いていれば

それは立派な目標です。

 

達成可能な行動目標を立て、

成功をたくさんさせ続けてください。

 

成功は自信になり、自信は力になります。

好循環の始まりです(^^)

 

 

 

夏休み直前 「目標」

目標設定について考えます。

 

以前にも同じようなことを書きました。

 

夏休みまでの目標設定が2か月後の状況を変える

夏休みまでに、その夏休みを有意義なものとするために、

今日子供と話し合って、何か1つ目標を立ててみませんか。

 

 

終業式は、いつかご存知ですか。

 

その日は、学校に少しでも顔を出せそうですか?

1分でも

10秒でもいいんです。

行けそうだったらぜひ行ってください。

何の意味があるのかと思われるかもしれませんが、行ってみてください。

教室に入れなくても

校舎に入れなくても

学校の方に向かってください。

車で通り過ぎるだけでもいい。

途中までで引き返してもいい。

放課後でも

誰にも会えなくても。

 

家を出ることがまだ無理なお子さんなら、

玄関の外に1歩出てみませんか。

制服を着てみませんか。

 

朝、学校に間に合う時間に起きてみませんか。

 

目標を立ててください。

そして、現状できることのレベルを知ってください。

そこからです。

目標を立てるということは、スタート地点に立つ、ということです。

 

 

ただし、目標の立て方には、大切な大切な注意すべきこととコツがあります

長くなったので、別の記事で書くことにします。

 

私は、声が枯れても、伝えたいんです。

終業式という節目を大切にしてください。

行けるなら、1秒でも、学校に。

 

 

夏休み直前 「掃除」

こんにちは

 

本格的に暑くなってきました(^^;)

 

夏休みまでの準備の話、まだまだ続きます。

 

環境が整うと心が整うことがある、ということはほんとうだと思います。

 

あなたの家の中はどのような状態ですか?

 

あるご家庭では、毎学期の終業式の日に子供部屋の大掃除をするそうです。

親子一緒にです。

子供部屋はせいぜい6帖とか8帖程度。

1時間か2時間あればできますね。

掃除後、おいしいものを一緒に食べるんだとか。

 

こういうの、すごくいいなぁと思いました。

良さそうだと思うものは、どんどん取り入れていきましょう。 

 

 

そこで!

 

終業式もしくは夏休み初日に、

お子さんと一緒に子供部屋を掃除してみませんか?

ゴミ袋と雑巾1枚、掃除機があればできます。

すっきりしたお部屋で、夏休みを迎えましょう。

いいですか。

一緒にですよ。

 

掃除しなさい!

というだけは、口だけの子育てです。

子育ては、体と魂全体を使ってします。

口だけの子育ては禁じ手です。

 

これが、なんでもない日だと、、、

どうかなぁ。

何事もタイミングというのはとても大事です。

また、子供はイベントは好きです。

どんなに冷めて見える子でも、同じです。

同じなんです。

めんどくさくて、行事ごとをないがしろにしてきませんでしたか?

 

「節目」だからいいんです。

日本人ですしね。 

 

 おいしいデザートの準備をお忘れなく(^^) 

 

 

子供の不適切行動

嫌なことがあると、

ドアをあらあらしく締めて大きな音を立てる

泣きわめく

すねる

不機嫌になる

蹴る

ものに当たる

怒鳴る

 

私はこれらの行動を、まとめて「不適切行動」と呼んでいます。

子供がこれら行動をしている場合それは、

「自分はいらだっているんだ」ということを周りに見せつけています。

 

きわめて「子供っぽい」主張の方法ですね。

大人でも残念ながらこういうことをする方はいますが、

精神的に大人になっていないんです。

 

 

このような行動をする子供に対し、原因を察して対応し続けると、

この行動は直りません。

何か嫌なことがあると不適切行動をとり、そうすることでなんとかなると思っている。

もう、癖みたいなものです。

 

「生まれつき、癇癪もちで」

 

いやいやいやいやいや

 

確かに、生まれつきの性格というのはあります。

でも、子供のこのような行動によって、周りは不快なんですよね。

それを許して、癖を直す努力を放棄した結果が今です。

 

 

こういう行動に困り果てているお母さんは、とても多いです。

多いということは、なんとかなるということ。

 

ではなぜ今までこの癖は直らなかったのでしょうか。

 

 

もうお分かりですね。

 

それは、親が反応するからです。

 

 

周りが反応するからするんですよね。

子供は、暴れれば何とかなるだろうということを学習しています。

怒ってかまうのも、「反応」の一種です。

いいですか、怒られるということは、自分に注目をしてくれているということです。

 

では、直すにはどうしたらいいか。

 

逆のことをすればいいんですね。

 

そう

無視」することです。

どれだけ泣こうがわめこうが、相手にしてはいけないのです。

 

突然無視するものありですが、一度きちんと

「これからはそういう行為はもう許されない」ということを伝えるのもありです。

「これからは、何かあるときは言葉で伝えるように」と。

 

それ以降は、無視です。

完全無視がどうしてもできないなら、一言「ことばで言ってね」

 とでも言って、ほったらかしていたらいいんです。

 

 

 

 

子供の主張に向き合うな、とは言っていません。

ちゃんと向き合てください。

 

でも、適切でない主張方法には無視を貫くこと。

 

とても残酷に感じるかもしれません。

でも、そのような行動に出てしまう自分のままだと、将来パートナーや友達に同じような主張方法をとってしまう可能性は高いです。

そうなると、誰とも深いすばらしい関係を築くことはできません。

なにより本人が一番苦しんでいるかもしれないのです。

そんな幼稚な自分を変えたい思っているかもしれません。

自分で気づいて直すには、あまりに時間がかかりすぎます。

親であるあなたが、心を鬼にして、直してあげるんです。 

それが、真の愛情です。

子供はやわらかいんです。大丈夫です。

 

 

「不適切行動は無視」

 

 

これです。

これを今日から魂に刻んで貫いてみてください。

 

そして、言葉で伝えてきたときには、全力で120%向き合ってあげて下さい。

「言葉で伝えてくれて、お母さんうれしい。ありがとう♡」

 

 

 

夏休み直前 「人脈」

暑いですね(-"-)

 

 

夏休み、もし子供が家族以外の誰かと会える落ち着いた状況なら、

いろんな人と会うのはとってもとってもいいことですね。

 

人と接する練習になります。

人付き合いも、しないと筋力が落ちますね。

人は人に揉まれて強くなれます。

人は人に癒されます。

 

 

まず、ハードルが低いのは

祖父母

いとこ

叔父叔母

あたりですね。

 

不登校だから足が遠のくかもしれませんが、

お盆などに帰省してお墓に参る。

和気あいあいとみんなで食事をする。

手伝いをする。

想像しただけで、良さそうです。

 

少しハードルを上げると、友達ですね。

友達からもたらされる刺激は、ものすごいエネルギーです。

元気、やる気、勇気といった感情はもちろん、

落ち込む、疲れる、など一見望ましくないような感情にも

エネルギーを注ぎます。

強烈な友達エネルギーを浴びることで子供は確実に成長します。

友達と会って少々感情が揺れ動いでも、そこは夏休み。

修正がしやすいですね。回復する時間もあります。

少しの時間でも遊べるなら、積極的に協力してもらいましょう(^^)

子供が自分から誘ったり動くならこの上ないです!

が、子供自身が動けないなら少し手助けしてあげたいですね。

 

それよりもハードルが高いかもしれませんが、先生。

 

比較的業務に余裕がある夏休みに、接触してもらうのは

かなり有効かもしれませんよ。

誰もいない教室を見に行くこともできます。

挨拶だけでも、ものすごい刺激になります。

子供にとって先生=学校といっても過言ではないくらいの刺激です。

再登校を目指してるんでしたよね。

先生と、夏休みに会わないで、一体いつ会う。。。

 

とにかく夏休みはいろんな練習がすごくしやすいですね。

 

学校には行けなくても、放課後部活に参加できる、という子供もいます。

学校に行っていないことに罪悪感がありふつうは行きたくても遠慮しているという子の場合、

夏休みは思い切り部活に参加できるチャンスですね!

部活がキーとなる「居場所」となり、復帰する子は少なからずいます。

 

「そこまでできる子は、学校にもすぐ行けそう。悩む必要ないのでは」

確かに。

でも、なぜか教室が遠い・・・

程度は色々ですが、親はみなさん悩んでいます。

学校を休んでまで親に伝えたい何か悲痛なメッセーがあるなら、

気付いてあげなければなりません。

 

すみません、話がそれました(^^;)

 

あなたがもつ「人脈」を探してみてください。

あなた自身が人付き合いが苦手で、そういうのはおっくうだと感じているかもしれません。

実際不登校の子供をもつ親御さん自信が、あまり社交的ではない、というケースは多いように感じます。

(でもすごく社交的なお母さんでも子供さんが不登校ということは結構あります。不思議です。)

 

子供が人とコミュニケーションをとるなら、夏休みは最高のチャンスです。

人脈は、虫眼鏡を使ってでも探してみてください。

そして、連絡してください。

 

はい。

今すぐ、です!

(今回ばかりは常識的な時間に☆)

夏休み直前 「勉強」

夏休み直前シリーズ、今回は「勉強」についてです。

 

夏休み直前 「誤解」より

夏休みは不登校の子供にとって、チャンスです。

チャンスなんです。

 

そう、夏休みは不登校の子供にとってまたとないチャンスです。

親子とも学校があっていないのでほっとします。

安定した精神状態で、いろいろなことに取り組むことができるのです。

 

さて、タイトルの、勉強について(^^)

あんまり勉強勉強言いたくないのですが、、、

 

学力は生きていく上でなくてはならない力です。

 

そして、間違いなく、今後学校に復帰したとき、

不登校の再発を防ぎ継続登校となる鍵です。

武器です。

 

最低限の義務教育の勉強は必要です。

 

学校では勉強がどんどん進んでいくので、

一度遅れると、取り戻すのが大変です。

 

しかし!

 

(当たり前ですが)

幸い、夏休み中は学校に行っている子供たちの勉強の進行が止まります(^^)

これは、追いつくまたとないチャンスですね。

 

時間や方法は、子供の状況に応じて考えますが、、、

 

一日10分の勉強で、40日で400分。

これだと、7時間ないくらいですね。

おぉ、、、

お、追いつけそうですか?

そう考えると、案外、夏休みは短い。。。

 

でも、やるしかない!

 

方法はいろいろありますね。

まず塾。

「学校に行けてないのに、塾なんかに行けるか!」

との声が聞こえてきそうですね。

塾には行ける、という子供さんもいらっしゃるんですよ。

でも、少数かな。

 

家庭教師。

塾よりは現実的かもしれませんね。

でも、毎日というわけにはいきませんね。

 

これらの外部資源も、情報を調べて、可能ならぜひうまく利用してください。

 

親が付き合う。

これがおススメです!

 

付き合うのはいいけど、何をしたらいいでしょうか。。。

 

迷ったら、教科書!

悩んだら、教科書!

 

教科書には賛否両論ありますが、

私は、日本の知識の結晶だと思っています。

一緒に読んでください。

 

親子とも苦痛で仕方ない、親子喧嘩になる、という場合は、

ざーーーーっとでいいので、流してください。

一読です、一読。

この場合、わかっているのか覚えているのかは気にしません。 

少なくとも、今は気にしないでください。

 

勉強が得意でじっくり取り組める場合は、

もちろん、しっかりとやってください。

 

 

あ!!

 

教科書はそろっていますか?

 

まさか、見当たらない、なんてこと、ないですよね!

 

要確認です!

 

 

今すぐです!!

 

夏休み直前 「誤解」

夏休みはもうすぐですね。

 

まずは、夏休みに関する「誤解」から解消してみませんか。

 

不登校なんだから、夏休みとか関係なくないですか」

 

 

 

これは間違いです。

 

関係なくありません。

関係あります。

大ありです。

 

夏休みは不登校の子供にとって、チャンスです。

チャンスなんです。

 

理由はいくつかありますが、

まず大きな理由の一つに

心理的負担が減る」

というものがあります。

ほっとするんです。

親も子も。

 

「いやいや、学校行っていないんだから、子供はあまり関係ありませんよね」

 

それは誤解です。

 

前にも書きましたが、

夏休みが来るとすべての子供がほっとします。

モチベーションが下がります。

それは不登校の子供も同じです。

そして、そのモチベーションの下がり方は、

学校に行っている子供よりも激しい場合もあります。

 

「新学期から学校に行くことを期待しています」

 

これも、大きな誤解のひとつです。

 

確かに、新学期という節目で登校を再開する子供は多いです。

ただ、期待するだけでは、望んだ結果は得られません。

不登校の子供が、下がったモチベーションを自力で上げるのは難しいです。

 

 

「夏休みは関係ない」

「新学期になったら、決意して行くのでは」

 

まず、このふたつの誤解を、なくしてください。

今すぐ、です!

 

 

不登校から得られるもの

あなたは、不登校から得られるものは何だと思いますか。

 

転んだら起き上がる

ということ。

 

人生は何度でも立て直すことができる

ということ。

 

あたりまえに感謝する

ということ。

 

とてもシンプルだけど、とても大切なこと。

 

長い人生、誰だって、転ぶ。

 

転ぶんです。

 

転んだら終わりでしょうか?

 

起き上がり方を教えてあげてください。

それって、すごい財産になると思いませんか? 

 

今回の不登校で、あなたも転んでしまっているという場合、

一緒に起き上がってください。

 

 

うん、ちょっと楽しいかも(^^)

登校刺激をしていいか

 

登校刺激はしないほうがいいです

 

 

心療内科スクールカウンセラーなどの

相談機関に行って、こんなことを言われたことはありませんか。

 

結論からいいます。

登校刺激はしていいんです。

いや、すべきです。

 

もちろん、本当に子供が混乱期で、暴れたり、

起き上がれないほどの体調不良の場合だったりなど

登校刺激を一切しないことが必要な場合もあります。

 

でも、子供は家では元気に過ごしていて、

不登校が長期化している場合はどうでしょうか。

 

登校刺激をしてはいけない理由としてよく言われるのが、

 

せっかく元気になったのだから焦るのはよくないです

今はとにかく長年の疲れをとっているんですよ

自分から動き出すのを待ちましょう

 

このような感じです。

 

これを相談相手に言って済むのであれば、こんな楽なことはありません。

 

でも、ダメなんですよね。

ダメです。

 

ただ、「待ちましょう」というのは、相談の回答ではないのです。

だいたい、

焦ったらいけないことや、

子供が自分から動き出すことが大事なことくらい、

親も自分で分かっているんですよね。

 

ではなぜ相談しに来ているのか。

 

可能性を見出したいのです。

力になってほしいのです。

情報が欲しいのです。

 

相談機関でこのような話をすると、一時的に心が楽になるかもしれません。

 

でもそれは一時的なものなのです。

一時的なものが欲しいですか?

 

私たちが欲しいのは、

子供が学校に行っている姿を見ることで得られる幸福感です。

安心感です。

子供の未来に対する希望のはずなんです。

 

お母さんが、ぎりぎりの精神状態かもしれません。

痛いほどわかります。

でも、一時的に楽になることばかり繰り返していては解決できません。

 

 

「待ちましょう」

「はい待ちます」

 

それで、子供が学校に行くか。

 

そんな簡単ならだれも苦労しません。

 

それに、待つって、一体いつまで・・・

  

 

自分の欲求に、正直になりましょう。

なっていいんです。

 

 

せっかく相談に行っているんです。

適切な登校刺激のかけ方を聞いてみましょう。

タイミングや内容などについて相談してみましょう。

 

登校刺激はしていいんです。

 

念のため誤解のないよう言っておきますが 

「学校に行きなさい」

ということだけが登校刺激だと思ってませんよね(^^;

直接的なものだけではなく、間接的なものも含めると登校刺激は無数にあります。

 

 

つらいとき

おはようございます。

ある自治体のリーフフレットより・・・

 

生きていれば

誰にでも心が苦しい時があります。

 

それは決して

心が弱いからでも自分が悪いからでもありません。

一生懸命生きていればこそ、

いろいろな悩みや苦しみに出会うのです。

その時はずっと苦しみが続く気がして

絶望的な気持ちになるかもしれません 。

 

でも、どんなに苦しくても必ず終わりがります。

苦しい時に誰かに相談できることは、生きていく上での大切な力です。

 

相談することは恥ずかしいことでも情けないことでもありません。

自分で問題に立ち向かう上での勇気ある一歩なのです。

 

いかがでしょうか?

 

不登校を家族だけで解決していくのは、限界があります。

サポーターは必要です。

親子で閉じこもるのは厳禁です。

 

実際に、不登校を解決した親御さんはよく

「あの先生との出会いがあった」

「あの人とのつながりが」

というようなことを言われます。

 

素敵な出会いがありますように。

 

 

 

赤ちゃん返りについて(2)

赤ちゃん返りについて(1)を書いてから、

ずいぶん時間がたってしまいました。

赤ちゃん返りについては、しっかりと考えたいテーマのひとつです。 

前もって予告しておきます。

今回は長くなると思います(^^;

 

赤ちゃん返りについて(1)

過度な母親とのスキンシップ。

背景や目的はどうであれ、正当化して、「仕方ない」と受け入れていませんか。

 

ここで、正直になってください。

特に男の子の場合、(女の子であったとしても)、

べたべたされるのは嬉しいですか?

 

嫌でよすよね。

 

嫌なんです。

 

そして、それは、あなたに母性が欠けているからではありません。

母親は子供を保護するという本能を持っていますが、

同時に「自立を促す」というすばらしい本能も持っているはずなんです

 

 

 

子供が赤ちゃん返りをしてべたべたしてくることを、

どうしても不快だと思っていて、

そして不快に思うこと自体をどこかおかしいと思い込み

「母性欠如」

と自分を責めているお母さんが結構いるのです。

そして、受け入れなければ、と思って我慢している。

この記事では、まずそのことについて、

そんなことで自分を責める必要は全くない、と伝えたかったのです。

 

嫌なものは嫌なんです。

不快なものは不快なんです。

 

そしてそれは、子供を守りたいという愛情とは別の、

子供を一人前に自立させる、という

母親の持つ素晴らしい能力からくる感情だと私は信じています

 

赤ちゃん返りについても、諸説がありますよね。

受け入れるべき派、𠮟るべき派。

 

 さて、あなたはどうするかです。

 

 

あるお母さん

「0歳から育てなおしたつもりです。もちろん、0歳を1週間、1歳は3週間、と決めて、本当に、育てなおすように。もうおっぱいはばいばいね。今日からお風呂は一人で入ってね。もう抱っこは卒業しよう。というふうにひとつひとつ。」

そして、時間をかけて、同世代の子供と同じような状態に持って行ったそうです。

 

あるお母さん

「べたべた触ってきたら、触るのはもうおかしいよね、と話をして、他のことで代わりをしました。手をつなぎ、目を見て話を聞きました。オセロをしました。それをひたすら繰り返しました。」

すこしずつ赤ちゃん返りはおさまったそうです。

 

あるお母さん

「小学校の高学年でした。小さな弟と同じようにしたがるようになってしまいました。もう、おかしいでしょ!と怒ったら暴れて、子供がベットや壁を蹴って、子供の足がケガだらけになってしまいました。かわいそうだと思い、しばらく受け入れて様子を見ました。それから少しずつ離していって、4年たってようやくだいぶ収まりました。」

 

あるお母さん

「なるべく物理的な距離を取りました。べたべたしてくると、さりげなくすっと離れました。外出したこともあります。それを繰り返しました」

 

あるお母さん

「自分なりに受け入れるスキンシップを決め、伝えました。ハグはいいけど、おっぱいや一緒のお風呂はだめ。という風に。」

子供も納得して、ハグのスキンシップは続いているようです。

「今はそれで安心するようで、もう少し様子を見て、いいタイミングで、日常的なハグも減らしていきます。」

 

当たり前ですが、赤ちゃん返りを改善すれば、ぐんと自立が進みます。

 

 

インターネットでちょっと調べてみればわかりますが、 

親子関係や子供の状態に応じたいろいろな対応があります。

私の言いたいことは方法論ではありません。

 

私が伝えたいのは、

赤ちゃん返りをやめさせたい、というのは、当たり前の感情なので、否定する必要はないこと。

赤ちゃん返りは、親子関係がなんらかの不健全な状態からきているといこと。

だからこそ、これを解消することで、いろいろなことが劇的に進歩すること。

あまり急がないほうがいいけれど、確実に進めること。

この4つです。

 

まだ書きたいことがあるのですが、(予告通り)長くなったのでまた次回。

 

もちろん、ちょっとしたスキンシップは大事ですね(*^-^*)

嫌いじゃないよ。怒ってないよ。

いろんなことが伝わります。

ちょっとした、ですよ。

 

お母さんに抱きしめてもらって、

勇気の種をいっぱいもらってここまで来ているのです。